
名称:「藤本能道とその一門展 【併催】掛軸逸品展」札幌三越
会期:2025年3月18日(火) ~ 2025年3月24日(月)
会場:札幌三越 本館9階 三越ギャラリー
住所:〒060-0061 札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311(代表)
URL: 札幌三越
「釉描加彩」という、白磁釉に色釉で絵を描いて本焼成し、その上から従来の上絵付けを行う技法を生み出した重要無形文化財「色絵磁器」保持者の藤本能道(1919-1992)。本展は、藤本能道の優品と、藤本一門作家の作品を一堂に展覧いたします。同時開催として、失われゆく日本の美『掛軸逸品展』を合わせて展覧いたします。どうぞこの機会にご高覧いただきますようご案内申しあげます。
【出品予定作家一覧】藤本一門作家:藤本能道、末岡信彦、伊東北斗、藤本貴則、廣瀬義之
【掛軸出品予定作家一覧】川合玉堂、児玉希望、横山大観 ほか
藤本能道(ふじもと よしみち)
1919年 大蔵省書記官であった藤本有隣の次男として東京に生まれる。
1941年 東京美術学校工芸科図案部を卒業する。文部省工芸技術講習所に入所。
1942年 講習所講師の加藤土師萌に師事する。
1944年 東京美術学校教授兼同講習所教授となった富本憲吉の助手を務めながら、九谷焼系の色絵磁器の技法を習得する。1946年 京都松風研究所に田村耕一とともにデザイナーとして入所する。
1950年 鹿児島に移り、薩摩焼などの窯業指導にあたる。
1956年 京都市立芸術大学専任講師となる。日本陶磁協会賞を受賞する。
1957年 走泥社同人となる。
1962年 東京藝術大学助教授となる。
1970年 同大学教授となる。
1973年 東京青梅に築窯する。
1981年 日本陶磁協会賞金賞を受賞。紺綬褒章を受章する。
1985年 東京藝術大学学長に任命される。(~90年)
1986年 重要無形文化財「色絵磁器」 保持者に認定される。
1991年 勲二等旭日重光章を受章する。
1992年 73歳で死去
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