
名称:企画展「古経典の魅力 -布施美術館名品展15-」高月観音の里歴史民俗資料館
会期:2025年2月5日(水)~33月24日(月)
会場:高月観音の里歴史民俗資料館
休館日:火曜日・祝日の翌日
住所:〒529-0233滋賀県長浜市高月町渡岸寺229
TEL:0749-85-2273
URL:高月観音の里歴史民俗資料館

長浜市高月町唐川に建つ布施美術館は、近代文人画の巨匠・富岡鉄斎と親交のあった当地の医師・布施巻太郎(1881~1970)が創設した美術館です。巻太郎は「自らのコレクションを、広く社会教育に活用したい」と考え、鉄斎をはじめとする文人資料のほか、医学・薬学や仏教文化、近江滋賀県に関する資料などにもジャンルを広げ積極的に収集しました。ことに奈良・平安時代の古経典や禅僧の墨蹟などには、注目すべき貴重な資料が多く含まれています。
この企画展では、布施美術館が所蔵する奈良・平安時代の経典類に焦点を当てて展示紹介します。魅力ある名品の数々を鑑賞していただければ幸いです。
主な展示資料
①□『仏本行集経』 巻第四十一 1巻 天平12年(740) 紙本墨書
(『天平十二年五月一日光明皇后願経』)
②□『大般若波羅蜜多経』 巻第百九十一 1巻 奈良時代 紙本墨書 (『薬師寺経』)
③『金剛頂瑜伽千手千眼念誦儀軌』 1巻 平安時代 紺紙金銀交書 (『中尊寺経』)
④『四自侵経』 1巻 平安時代 紺紙金字 (『神護寺経』)、など19点
※□は、滋賀県指定有形文化財
※いずれも、一般財団法人 布施美術館蔵
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