卒寿記念 人間国宝「岐阜県現代陶芸美術館 」岐阜県現代陶芸美術館

卒寿記念 人間国宝「岐阜県現代陶芸美術館 」岐阜県現代陶芸美術館

名称:卒寿記念 人間国宝「岐阜県現代陶芸美術館 」岐阜県現代陶芸美術館
会期:2025年3月29日(土)〜6月1日(日)
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
料金:一般1,000円[900円]、大学生800円[700円]、高校生以下無料
   [ ]内は20名以上の団体料金
   国際陶磁器フェスティバル美濃’24 7館入場セット券の特別招待券「卒寿記念 人間国宝 鈴木蔵の志野展」未使用につき1名観覧
   以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
   身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証
休館日:月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)
住所:〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5( セラミックパークMINO内)
TEL:0572-28-3100
URL : 岐阜県現代陶芸美術館

志野茶碗 2023年 個人蔵
志野茶碗 2023年 個人蔵

日本の、そして美濃陶芸の現在を代表する陶芸家、鈴木藏(1934年生まれ)は、荒川豊蔵(1894-1985)に続き、二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。令和6年度、文化功労者に顕彰されました。
鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉の丸幸陶苑に勤務する父の助手として働く中で、本格的にものづくりの道へと進むことになります。1966 年に31歳で独立。 薪窯でしか焼けないとされていた 「志野」 にガス窯で挑戦し、 自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。
「志野には日本人の美意識の独特さと素晴らしさがある」と語る鈴木藏。作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。
本展では2024 年12月に卒寿を迎えた鈴木藏の初期から最新作までを一堂に展示します。古典を大切にしつつ自らの美意識を映し出した、独自性に富んだ作品を展示し、鈴木藏の軌跡と“今”を紹介します。

志埜大皿 1991年 国立工芸館蔵
志埜大皿 1991年 国立工芸館蔵
志野陶塑 2021年 個人蔵
志野陶塑 2021年 個人蔵
志野香炉 2017年頃 個人蔵
志野香炉 2017年頃 個人蔵

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