
名称:水井晴香「赤の鱗片」京都 蔦屋書店
会期:2025年3月3日(月)〜2025年3月30日(日)
会場:京都 蔦屋書店
開館時間:10:00 〜 20:00
最終日は17:00まで
入場料:無料
住所:〒600-8002 京都府京都市下京区御旅町35 京都髙島屋S.C. 5・6F
TEL:075-606-4525
URL:京都 蔦屋書店

水井晴香は京都市立芸術大学で染織を学んだ後、服飾雑貨デザインの仕事を続けながら絵画制作を行っています。作家の夢野久作や江戸川乱歩、オーブリー・ビアズリーなどから影響を受け、少女や魚、蝶などをモチーフに、耽美な世界を表現しています。生と死、情熱、ときには警戒も表す赤色をベースに使うことで、作品に強さを与えています。
本展では、人魚へと姿を変えた少女を描いた《メタモルフォーゼ》を中心に展示します。理想とのギャップにもがきながらも現実に適合する姿を、安寧を求めて地上から海へ逃避し、人間から人魚へと変身していく少女に例えて表現しています。無数に生えた鰭(ひれ)は現実に立ち向かう度に増え続けたものであり、鱗片(りんぺん)が剥がれようとも生きる強さと適応力の象徴として描いています。

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