「深井 隆 彫刻展-HORSE & PEGASUS-」日本橋高島屋S.C.(本館)

「天馬 -翔 2025.A-」H161×W168×D69cm 樟・金箔・アクリル絵具

名称:「深井 隆 彫刻展-HORSE & PEGASUS-」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2025年2月26日(水)→3月17日(月)
会場:本館6階 美術画廊X
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

深井隆氏は1951年群馬県高崎市に生まれ、当時の美術界の動向であったミニマリズムやもの派に傾倒し、金属造形を志して東京藝術大学彫刻科に進みます。在学中に様々な素材に触れ模索する中で木彫と出会い、一貫して人体造形とは距離を置きながらも、人の存在や内的世界を表現する主要なモチーフとして椅子にたどり着きました。一方で1978年に大学院を修了後、間もなく母校で後進の育成にあたり、2019年に教授を退任されるまでに多くの作家を輩出し、日本の現代彫刻界をリードして参りました。
本展では、人の存在に置き換えた椅子という静止したモティーフとは異なり、作品が生み出す空間に動きや流れを表す「馬」のモティーフによる展観となります。深井氏が1981年に初めて「馬」を制作されてから現在まで、一つの空間に配置される作品群が、存在や時間、生と死などの物語を紡ぐようになりました。これまでの登場人物=作品を振り返りながらも、展示空間ごとに編まれる新しい展開に挑戦される深井隆氏の深遠な世界をぜひご覧くださいますよう、ご案内申しあげます。

「天馬 -翔 2025.A-」H161×W168×D69cm 樟・金箔・アクリル絵具
「天馬 -翔 2025.A-」H161×W168×D69cm 樟・金箔・アクリル絵具

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