「高屋永遠展 無限の形象」銀座三越

「瑞祥、遥かなるところから」 72.7×72.7cm パール材、顔料、油、キャンバス 2024年

名称:「高屋永遠展 無限の形象」銀座三越
会期:2025年3月5日(水) ~ 2025年3月20日(木·祝)
会場:本館7階 ギャラリー/本館2階 プロモーション ※最終日は午後5時まで
住所:〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
TEL: 03-3562-1111
URL: 銀座三越

「爛漫、落花流水」

116.7×72.7cm

パール材、顔料、油、キャンバス

2025年
「爛漫、落花流水」
116.7×72.7cm
パール材、顔料、油、キャンバス
2025年

このたび、銀座三越では初となる高屋永遠氏の個展を開催いたします。
「存在とは何か」を問う形而上学的な探究と結びつきながら、色彩と知覚の実験を繰り返して絵画を制作する高屋氏。
本展では、化粧用パール材を用い、新しい絵画表現を探求した作品や、華やかな桜とその刹那性を描いた作品など、高屋氏の代表的なシリーズを展観いたします。
どうぞこの機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。
銀座三越ギャラリー
私にとって創作行為は「描く」という行為を超越し、この地球、さらには宇宙を生み出しているエネルギーを日々感覚し、自分の身体を通して作品として現前させています。その繊細な生の現象と奥行きを現すために、色材を研究し絵の具を自作しています。
色彩は、言語的認識になる以前の感覚に働きかけるものであり、色彩の純粋性は感覚の純粋性そのものにつながる大切なものです。
線という明確な境界線を用いない筆使いは、あらゆるものは姿かたちをかえ変化し続けることを現すためです。それは、星雲のようであったり、花が芽吹き、咲き、舞うようであったり、水の流れのようであったりと観る人の心象あるいは無意識と、作品の置かれる光の違いによっても変化するような捉えきれない現象です。
ある時に、生を与えられる私たち一人ひとりは決して単一に存在することはできません。万物も人間も等しく大いなる循環の中で生き生かされ、その生の現象そのものがこの世界をつくるかけがえのないひとつ一つです。
本展覧会「無限の形象」を通して、宇宙の有する遥かなる時間と空間との対話を通して、精神のなかにも同じく広大に広がる内面世界に触れていただけたらと思います。そして、内面世界の深淵と絶えず変化していく無意識の揺らぎに身をゆだねていただけたら幸いです。
高屋永遠

「爛漫(悠遠)」

72.7×50cm

パール材、顔料、油、キャンバス

2025年
「爛漫(悠遠)」
72.7×50cm
パール材、顔料、油、キャンバス
2025年
162×162cm

パール材、顔料、油、麻キャンバス

2023年
162×162cm
パール材、顔料、油、麻キャンバス
2023年
「罔象〈重々無尽〉」

162×162cm

パール材、顔料、油、麻キャンバス

2024年
「罔象〈重々無尽〉」
162×162cm
パール材、顔料、油、麻キャンバス
2024年
「魂の理由」

145.5×145.5cm

パール材、顔料、油、麻キャンバス

2023年
「魂の理由」
145.5×145.5cm
パール材、顔料、油、麻キャンバス
2023年
「瑞祥、遥かなるところから」 72.7×72.7cm パール材、顔料、油、キャンバス 2024年
「瑞祥、遥かなるところから」 72.7×72.7cm パール材、顔料、油、キャンバス 2024年

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