「KIKA collection – 空気体」KIKA gallery

「KIKA collection - 空気体」KIKA gallery

名称:「KIKA collection – 空気体」KIKA gallery
会期:2025年3月8日(土)〜2025年3月30日(日)
会場:KIKA gallery
開館時間:13:00 〜 19:00
休館日:火曜日、水曜日
オープニングパーティー:2025年3月8日(土) 17:00 から 19:00 まで
入場料:無料
住所:〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町224-2
TEL:075-432-7254
URL:KIKA gallery

キカ・コンテンポラリー・アート・スペース(KIKA cas) では、「KIKA collection – 空気体」を開催いたします。
サンダー・ワッシンクは河原で発見したビールの缶を「環境破壊の兆候」としてではなく、「すでにそこにあるもの」として捉え、テクノロジーを介した環境との対話を試みます。髙瀬きぼりおは、「絵画」を最小単位にまで分解することによって、絵画が絵画として成立するための条件や強度を問い直します。金井学の構造体は、質量が形成しうる軌道とその可能性を描き出します。
月の光によって焼き付けられたイエンツ・スンドハイムのプリントは、わたしたちが普段見慣れた世界を異なる速度で観察する視点を提示するでしょう。江見侑香のオブジェは、異なる素材の取り合わせが生み出す奇妙な調和によって、わたしたちの日常に潜む曖昧な現実を暗示するかもしれません。太田恵以による可動式絵画の構想は、「絵画」と「パフォーマー」の境界を演劇的な視点から問いかけ、その垣根を曖昧にします。
茨城での滞在中に制作された、梶原瑞生の「民謡」は、本来記述不可能な「音」を伝達する、その手段に問いかけます。2021年から活動を続けているURUSHI PROJECT(石井潤一郎 / おーなりりゅうじ / 梶原瑞生)は、ウルシの木に漆を塗るという、非合理的な行為を通して、今日のわたしたちの社会に問いを投げかけます。
物質が気化し形を変えながら、なおも痕跡を残し続けるように、現代アートは社会の奥深くに浸透していきます。本展では、そうした「空気体」としてのアートの在り方を、さまざまな視点から見つめ直します。
アーティスト
サンダー・ワッシンク、イェンツ・スンドハイム、金井学、高瀬きぼりお、石井潤一郎、おーなりりゅうじ、梶原瑞生、太田恵以、江見侑香

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