
名称:特別企画展「シリーズ・やきもの✕グルメⅡ-近江の古陶磁を味わう…湖国の料理とともに-」滋賀県立陶芸の森
会期:2025年3月15日(土)〜6月22日(日)
会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
料金:一般:750円(600円)/大学生:560円(450円)/高校生以下 無料 ※( )内は20人以上の団体料金
休館日:毎週月曜日(5月5日(月・祝)は開館し、5月7日(水)は振替休館)
住所:〒529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
TEL:0748-83-0909
URL:滋賀県立陶芸の森
中央に琵琶湖を擁し、周囲の山野が四季折々に美しい景観をみせる湖国近江。かつての都、奈良や京都への玄関口となるこの地は、古くから“みち”がめぐる街道の国でもあります。人々の往来とともに文物が行き交い、特色ある街道文化が育まれてきました。先人たちから受け継がれ、親しまれてきたやきものと料理はその象徴といえるでしょう。
東海道・中山道をはじめ北国街道や西近江路などの交通網が整備され、城下・門前・宿場に町人文化が栄えた近世もとくに中期以降には、個性豊かな陶窯が各地に開かれています。同時に商品経済の発達で外食の大衆化が進み、宿場や街道筋に建ち並ぶ旅籠や料理屋、茶屋などの飲食店では湖魚や近江野菜を活かした郷土料理が旅人らに振舞われました。
こうした外食そして同時期に流行した社寺巡礼など旅の庶民化が、近江のやきものに与えた影響も少なくありません。近江八景や大津絵など近江の風物を題材にしたうつわも多く焼かれています。本展覧会では近江のやきものと料理を中心に、街道周辺の名所や見所などをあわせて紹介し、ちょっとした旅気分で春の湖国の魅力をお楽しみいただきます。
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