
名称:第20回世界バラ会議福山大会記念事業「Rose イメージの系譜 ルドゥーテからシャガール、北斎、芦雪、『ベルサイユのばら』まで」ふくやま美術館
会期:2025年4月5日(土)〜2025年6月8日(日)
会場:ふくやま美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
5月18日は21:00まで
6月6日、7日は19:00まで
休館日:月曜日
4月28日、5月5日、5月19日は開館
5月7日は休館
入場料:一般 1500円、高校生以下 無料
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345
URL:ふくやま美術館

古くからバラは「愛」や「美」の象徴として愛され続けてきました。生命力に満ち、美と結びつけられるバラは、現代でもありとあらゆるところに息づいています。戦後の日本では、各地に復興の願いを込めて、バラが植えられました。福山市では、「戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」として1956年から57年にかけてバラの苗木約1,000本が住民たちの手によって植えられました。今では毎年100万本のバラが咲き誇る、「ばらのまち」として知られています。
本年5月、世界バラ会連合の3年に一度の国際的な大会、世界バラ会議が本市において行われます。これを記念して、近世以降のバラのイメージの変遷を多様なアートやデザインを通じて紹介する展覧会を開催します。
本展は、西洋と日本における様々な芸術に表現されてきたバラのイメージをたどる、その質と幅広さにおいて過去に例を見ないバラの美術展です。植物図譜やヨーロッパの美術はもちろん、日本画や工芸品に加えて、いわゆる「美術」のみでない現代の視覚文化にも着目し、バラが重要な役割を演じる多様な作品を展観します。それぞれの時代や場所で生み出され、各文脈の中で変容していくイメージ、また制作者独自の解釈が付されたものなど、数百年にわたるバラのイメージを探ります。
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