「「FYA」-FEATURED YOUNG ARTIST-」伊勢丹新宿店

MARINO. 「RAIN -立冬-」 アクリル絵の具、メディウム、砂、麻キャンバス 100.0 × 72.7 × 2 cm

名称:「「FYA」-FEATURED YOUNG ARTIST-」伊勢丹新宿店
会期:2025年4月9日(水) ~ 2025年4月15日(火) [最終日午後6時終了]
場所:本館6階 アートギャラリー
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

徳田 竜司

「Lion」

コットンラグペーパー、写真(顔料インク)

110 × 80 × 3.0 cm
徳田 竜司
「Lion」
コットンラグペーパー、写真(顔料インク)
110 × 80 × 3.0 cm

現在はもちろん、これから更に注目される若手アーティスト達。
本展ではこれからが期待される注目のアーティト5名をご紹介いたします。
<出品予定作家>
徳田竜司、原田とおる、堀川由梨佳、Nozography、MARINO.

原田 とおる

「Inner mind」

インク、アクリル、ウッドパネル

50.0 × 60.6 × 2.0 cm
原田 とおる
「Inner mind」
インク、アクリル、ウッドパネル
50.0 × 60.6 × 2.0 cm
堀川 由梨佳

「force」

樹脂、アクリル絵の具

39.0 × 16.0 × 21.0 cm

※円柱台は別売りとなります。
堀川 由梨佳
「force」
樹脂、アクリル絵の具
39.0 × 16.0 × 21.0 cm
※円柱台は別売りとなります。
Nozography

「Dear Future」

木製パネル 、アクリル絵具

116.7 × 91.0 × 2.7 cm
Nozography
「Dear Future」
木製パネル 、アクリル絵具
116.7 × 91.0 × 2.7 cm


■徳田 竜司 Ryuji Tokuda
1986年 宮城県生まれ
2010年 横浜国立大学理工学部卒業
2012年 東京ビジュアルアーツ写真学科卒業
カメラマンの仕事と並行して、写真作家としてデジタル写真の特徴を生かした面白い作品を作ることをモットーに、日々制作に励んでいる。
過去に制作してきた作品はどれも作風やテーマが全く異なる作品だが共通して言えることがある。
それは「ただ見ているだけでは見えてこない世界」を写真で表現していることである。
『空間の合成』『次元や時間』『物の色彩や形』など、普段は感知しないが確かにそこにある概念を表現している。そうした感覚を作品を通して人々に伝えることができたら幸せである。
■原田 とおる Toru Harada
1980年 生まれ
2005年 九州産業大学芸術学部彫刻学科卒業
多様な文化や民族と出会った海外生活での経験を基に、地域体験を制作プロセスに組み込み作品を制作する。
2019年に帰国後、山口県萩市にて文化財施設や空き家を活用したプロジェクトなど、その土地で生まれる意識や問題をテーマにさまざまなフォームで作品を発表している。
■堀川 由梨佳 Yurika Horikawa
1988年 兵庫県生まれ
2011年 京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻卒業
「人」(ユニセックス)のアクティビティを表す”occhan(おっちゃん)””や思考や感情を表す”雲”が代表的なモチーフです。
ボーダーやストライプの歴史的背景を鑑みつつ、それを作るのも変化させていくのも人であると感じて制作をしています。作品の背景には、社会問題に端を発したものや負の要素も含まれていますが、それらを昇華し、人が垣間見せる明るさ・楽しさをアートとして発信し続けています。
これらの作品で私は、歴史的な重みと変容の可能性を秘めたシンボルとしての「あらゆる境」の概念を探求しています。
縞模様は、ある文化においては排除や疎外と結び付けられることがあり、異質なもの、好ましくないものというレッテルを貼るために使われてきた歴史があります。
しかし現代では、人間の行為と再解釈によって、かつては汚名を着せられていたこの模様は、個性、自由、親しみやすさの象徴となっています。
私の作品のボーダーの柔らかく重なり合う色は、文化的、社会的、個人的な境界線の流動性を反映しています。
人のように見えるocchanは雲の上でバランスを取ったり、抽象的な雲のような形と相互作用したりして、私の作品における人間の思考や感情を表現する形となってあらわれます。
この視覚的モチーフは、私たちの認識や境界線の穏やかで進化する性質を伝えることができると信じ、境界線を温かく心地よい色調で表現することで、分裂が解消され、相違が調和した全体へと溶け込む世界のビジョンを鼓舞したいと願っています。
境界を絶えず再構築し、障壁から橋へと変えていく人々の回復力と創造性への賛辞として表現しています。
■Nozography
1988年 宮城県生まれ
2012年 カナダへ渡航し、 2021年日本を拠点にアーティストとしてデビュー。
2022年 「ラグジュアリーアートフェア 「次世代の未来へ』」 (水戸京成百貨店)
2023年 9s Gallery by TRiCERA (東京)、東急百貨店たまプラーザ店 (神奈川) などにて個展多数。
    「人人展」 (東京都美術館)、「Ikebukuro Living Loop」(パピヨンビル /東京) などグループ展やアートフェアに多数参加。
周りと何か違うと、「変なやつ」。 指を指されながら、自分らしさを失ったうちの一人でした。
新しいことに挑むのは不安。 失敗するのはとても怖い。 行動に移す勇気が欲しい。
海外生活で7年間、挑戦を繰り返して、自分らしさを取り戻しました。
心が折れてもまた立ち上がるために心理学を独学。
「Be YOU, not them」周りではなくあなたらしく。自身の人生を語りながらメッセージを込めたアートを生み出します。
フォトグラファーであったことから自分が撮影した写真が絵のモチーフになっています。
Photographyが持つ一つ一つの背景とメッセージを込めて手描きの作品を生み出しています。
Photographyに新たな望を。Nozography。
個性というのは誰に邪魔される筋合いはない。 自分らしさを失ってまで守ものは大して大事なものではない。
そんな気持ちで、同じ境遇の人を後押しするアーティストです。
■MARINO.
1989年 愛知県生まれ
2014年 武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻修了
色とはなにか。立体とはなにか。存在することとはなにか。
そこに在るものは、曖昧な存在でしかない。
私は自分自身を異なる角度から捉えながら、“無意識に心を動かされるもの”や、言葉にできない情緒や記憶を表現していきます。
私が自分の曖昧な記憶の中から色彩や形を再度引き出し、「架空の記憶」として作品化することによって、それを見る人の曖昧な記憶へと置き換えられるのです。
言葉にできない曖昧さはどのようにも捉えることができるので、何色なのか、平面なのか、立体なのか、光なのか影なのか、どう感じるかは受け取る側に委ねられます。
人々が曖昧さの中に心地よく浮遊し、浸ることができるような、1つの正解を求めない、おぼろげな美しい世界で生きていたい。曖昧美。

MARINO. 「RAIN -立冬-」 アクリル絵の具、メディウム、砂、麻キャンバス 100.0 × 72.7 × 2 cm
MARINO.
「RAIN -立冬-」
アクリル絵の具、メディウム、砂、麻キャンバス
100.0 × 72.7 × 2 cm

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