
名称:「浜口陽三銅版画展 ー目をこらすと、ほら」ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
会期:2025年4月12日(土)〜2025年6月15日(日)
会場:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
開館時間:11:00 〜 17:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00から
休館日:月曜日
5月5日は開館
入場料:一般 600円、大学生・高校生 400円、中学生以下 無料
住所:〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
TEL:03-3665-0251
URL:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

目をこらすと、ほら — そこに広がる静かな世界が見えてきます。
浜口陽三(1909-2000)は、20世紀を代表する銅版画家の1人です。1950年頃から本格的に銅版画を追求し、カラーメゾチントという新たな技法を開拓しました。その深みのある黒と繊細な色彩は版を刷り重ねることで作られ、絵の中の世界を無限に広げてゆきます。暗闇のなかに、そっと浮かび上がる果実や昆虫たち。輪郭はやわらかく、沈黙の中に静かな気配を宿しています。本展では《暗い背景のぶどう》をはじめ、浜口陽三の銅版画を約50点展示します。
小コーナーでは、近年見つかった小さな現版(ドライポイント)6枚を、再現した刷りと共に初公開します。制作年代不明の、実験的な版です。メゾチントと違う浜口陽三の一面をご鑑賞ください。
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