
名称:大阪・関西万博記念事業 髙田賢三展「パリに燃ゆ、永遠の革命児」姫路市立美術館
会期:2025年4月12日(土)~2025年7月21日(月・祝)
会場:姫路市立美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
ただし月曜祝日の場合は翌平日閉館
観覧料:一般 1,500円(1300円)
大学・高校生 1,100円(900円)
中学・小学生 800円(600円)
※( )内は20人以上の団体料金
住所:〒670-0012兵庫県姫路市本町68-25
TEL:079-222-2288
URL:姫路市立美術館

髙田賢三(1939-2020)は、日本人のファッション・デザイナーとしていち早くパリに進出し、斬新なアイデアで常識を打ち破るスタイルを次々と生み出しました。単身で渡仏後、1970年にパリで自らのブランドを立ち上げた髙田は、木綿の新しい可能性を打ち出したことで「木綿の詩人」と称され、早くから注目を集めます。
その後も、身体を衣服から解放させることを意識し、直線裁ちの着物袖やダーツをなくしたゆとりある服を生み出したり、独特の色使いや柄の組み合わせを用い「色彩の魔術師」と称されたりするなど、日本人としての感性を駆使した作品を数多く発表しました。それらは、国境や文化、性別を自由に超え、これまでの西欧中心の伝統文化にとらわれない新しい衣服を示唆することとなり、今もなお世界中で愛されています。
2020年に惜しまれつつ逝去した髙田賢三の没後初の大規模個展となる本展では、髙田のファッションの変遷を衣装展示でたどるとともに、幼少期から描いていた絵画やアイデアの源泉となった資料、衣装のデザイン画などを紹介し、多角的な視点で人物像を浮かび上がらせ、日本人デザイナーのパイオニアとして世界で活躍した髙田賢三の生涯にわたる創作活動を回顧します。
◆ 髙田賢三
1939年、兵庫県姫路市生まれ。文化服装学院に入学し、1960年に若手デザイナーの登竜門「装苑賞」(第8回)を受賞。渡仏して5年後の1970年、パリに自らのブランドを立ち上げる。その自由で華やかなデザインで瞬く間に人気が広がり、世界を代表するトップデザイナーとして活躍した。1999年に「KENZO」ブランドから退いた後も、企業とのコラボレーションやオペラ衣裳の制作、新たなブランドの立ち上げなど、精力的に活動した。2020年、81歳で逝去。









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