
名称:「浮世絵でめぐる隅田川の名所」たばこと塩の博物館
会期:2025年4月26日(土)~2025年6月22日(日)
前期 4月26日(土)~5月25日(日)
後期 5月27日(火)~6月22日(日)
※前期と後期で大幅な展示替えをします
会場:たばこと塩の博物館
展示室:2階 特別展示室
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、5月7日(水)
※ただし、5月5日は開館
観覧料:大人・大学生 300円
小・中・高校生 100円
満65歳以上の方 100円
※未就学児の方は無料です。また、障がい者の方は、障がい者手帳(ミライロID可)などの提示で本人と付き添いの方1名まで無料です
住所:〒130-0003東京都墨田区横川 1-16-3
TEL:03-3622-8801
URL:たばこと塩の博物館
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隅田川は、江戸という都市の人々にとって、とても馴染みのある川でした。周辺には、浅草寺や木母寺をはじめとした由緒ある寺が点在し、春の桜、夏の納涼、秋の月、冬の雪など、四季や自然の美しさを堪能できる名所がありました。梅屋敷、花屋敷(百花園と浅草奥山)なども開かれ、料亭でちょっとした贅沢を味わうこともできました。向島一帯は、船に乗れば江戸の中心から遠くなく、それでいてのどかな雰囲気も味わうことができ、格好の行楽地となっていました。
浮世絵には、隅田川を描いたものが数多くあります。江戸名所を描いたシリーズには必ず隅田川周辺の絵があり、さらには隅田川周辺のみをテーマとしたものもあります。その他、役者絵や美人画の背景やコマ絵などに小さく描いたものまであり、いかに隅田川が絵になる魅力的な川であったかを知ることができます。
たばこと塩の博物館が渋谷区から墨田区へ2015年に移転してから、ちょうど10年を迎えます。大蔵省煙草専売局の工場が隅田川沿いに建てられるなど、隅田川はたばこ産業にとっても重要な川であるため、たばこと塩の博物館では、移転以来、浮世絵を含む隅田川に関わるさまざまな資史料を収集してきました。今回は、移転以前から収蔵していたものとあわせて、隅田川に関係する館蔵浮世絵を展示します。周辺の社寺、花名所、料亭など、浮世絵に描かれた魅力あふれる隅田川を紹介します。
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