
名称:夏季企画展「古代人、食べる」大阪府立近つ飛鳥博物館
会期:2025年6月7日(土)~7月27日(日)
会場:⼤阪府⽴近つ⾶⿃博物館
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は火曜日が休館)
入館料:一般430(340)円、65歳以上・高校・大学生330(260)円
( )内は、20名様以上の団体料金
主催:大阪府立近つ飛鳥博物館
協力:一般社団法人 文化財科学研究センター
後援:河南町、河南町教育委員会、太子町、太子町教育委員会、百舌鳥・古市古墳群世界遺産保存活用会議、歴史街道推進協議会、近畿日本鉄道株式会社
住所:〒585-0001大阪府南河内郡河南町東山299
TEL:0721-93-8321
URL:大阪府立近つ飛鳥博物館

“食べる”という行為は、私たちが生きてゆくうえで欠かせません。もちろん、古代に生きた人々も同様でした。しかし、古代の人びとがどのようなものを、いかにして食べていたかということについては、まだまだ明らかになっていません。それは、日本の風土の特性上、食材となるような有機物は早い段階で腐るなどして朽ちてしまうためで、そのために遺跡などから食物が出土することは、きわめてまれです。
今回の展示では、そのように遺跡からあまり出土することのない植物や動物・魚の骨など、食物にかかわる直接的な痕跡のほか、石器や土器、木製品などの道具のうち、食にかかわるものを紹介し、おもに弥生時代から奈良時代にかけての古代人の“食”に迫りたいと思います。“食”にかかわる行為として、“とる・たべる・だす・ささげる”という4つのテーマを取り上げ、それらを物語る資料を展示し、それらの変化やその背景について考えます。
私たちが祖先から連綿と受け継いできた“食べる”という行為は、あまりにも身近で普段は気にかけることが少ないかも知れません。だからこそ、この展示をきっかけとして、古代人そして現代の私たちの“食べる”という行為にあらためて注目し、想いを巡らせてもらえればと思います。
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