
名称:盛田昌夫コレクション寄贈記念 特別展「イタリアの磁器‐リチャード ジノリのクラシックとモダン」愛知県陶磁美術館
会期:2025年5月17日(土)〜2025年7月27日(日)
会場:愛知県陶磁美術館 本館1階 展示室1-A、1-B
開館時間:9:30 〜 16:30
休館日:月曜日
7月21日は開館
7月22日は休館
入場料:一般 900円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無料
主催:愛知県陶磁美術館
後援:愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)、名古屋日伊協会
特別協力:リチャード ジノリ・アジアパシフィック株式会社、INAXライブミュージアム、株式会社アルフレックス・ジャパン、株式会社カッシーナ・イクスシー
住所:〒489-0965愛知県瀬戸市南山口町234
TEL:0561-84-7474
URL:愛知県陶磁美術館

愛知県陶磁美術館では、2022年度に盛田昌夫氏よりリチャード・ジノリの開窯期から2000年頃までの作品149点の寄贈を受けました。このたび寄贈記念展として盛田昌夫コレクションを初公開いたします。
リチャード ジノリの歴史は、フィレンツェのカルロ・ジノリ侯爵が、1735年に当時ヨーロッパ王侯貴族の憧れであった磁器焼成に向けて活動を開始し、1737年トスカーナ州の自領に<ドッチア窯>を開き、磁器を完成したことから始まります。 王侯貴族らに愛好されて発展し、1896年にはミラノのリチャード陶器会社と合併して<リチャード ジノリ社>となりました。近代的な製陶会社となったこの時代には、日用品から高級磁器までさまざまなテーブルウエアを製造すると共に、装飾美術の転換期を迎えた時代を背景として、生活空間を彩る美術陶磁を制作し、世界的な陶磁器メーカーへと発展しました。1920-30年代には建築家ジオ・ポンティがアートディレクターを務め、ジノリのデザインに新風を吹き込みます。そして2020年には「GINORI(ジノリ) 1735」とブランド名称を変更し、現在に至ります。現在まで、イタリア芸術の古典を大切にしながらも、新たなモダンデザインを模索し、数々の名品を生み出しています。

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