「浮世絵の黄金時代(ゴールデンエイジ)ー蔦屋重三郎と写楽・歌麿ー」和泉市久保惣記念美術館

「浮世絵の黄金時代(ゴールデンエイジ)ー蔦屋重三郎と写楽・歌麿ー」和泉市久保惣記念美術館

名称:「浮世絵の黄金時代(ゴールデンエイジ)ー蔦屋重三郎と写楽・歌麿ー」和泉市久保惣記念美術館
会期:2025年4月13日(日)~2025年6月8日(日)
会場:和泉市久保惣記念美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、5月7日(水)
   ※ただし5月5日(月・祝)は開館
観覧料:一般 600円
   高・大生 400円
   中学生以下無料
   ※団体(有料入館20名以上)、65歳以上は2割引き
   ※各種障がい者手帳を提示の場合、本人と介助者1名無料
住所:〒594-1156大阪府和泉市内田町3-6-12
TEL:0725-54-0001
URL:和泉市久保惣記念美術館

「浮世絵の黄金時代(ゴールデンエイジ)ー蔦屋重三郎と写楽・歌麿ー」和泉市久保惣記念美術館
「浮世絵の黄金時代(ゴールデンエイジ)ー蔦屋重三郎と写楽・歌麿ー」和泉市久保惣記念美術館

大阪・関西万博が開催される2025年、和泉市久保惣記念美術館では「’25 UKIYOE EXPO in IZUMI」と題し、一年を通して浮世絵版画を紹介する展覧会を開催します。幕開けは、江戸時代の出版業界に大きな足跡を残し、現在放映中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公でもある蔦屋重三郎を取り上げます。
浮世絵版画は絵師が下絵を描き、彫師が版木を彫り、摺師が色をつけるという共同作業によって作られ、その作業を統括する重要な役割を担ったのが版元(現代で言うところの出版社)でした。その版元の中でも一代で大人気となったのが蔦屋重三郎(蔦重)で、耕書堂という屋号でベストセラーを生み出しました。蔦重は吉原の案内書を出版し、版元としての地力をつけましたが山東京伝の黄表紙が幕府にとがめられ版元の蔦重も処分を受けました。書物の出版から、浮世絵版画の出版に舵を切り、東洲斎写楽や喜多川歌麿などの絵師たちとともに江戸の出版界を席巻しました。
写楽と歌麿それぞれの作品に共通するのは、上半身像の似顔絵を描いている点です。歌舞伎役者の一瞬の表情や、女性が垣間見せる心の移り変わりを写楽と歌麿は巧みに描き出しています。蔦屋重三郎は時代の要請に応じ人々が興味のある内容でコンテンツを作りあげ大人気となりました。
本展覧会は錦絵の誕生から写楽、歌麿が登場する時代までを久保惣コレクションで構成します。ダイナミックな表現の中にみえる繊細な描写をお楽しみください。

鈴木春信「雪中鴛鴦」
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鳥居清長「金太郎」
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喜多川歌麿「高島おひさ」
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喜多川歌麿「難波屋おきた」
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東洲斎写楽「石部金吉」
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