「 新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art ―いにしえを想いて愛せる未来かな」奈良県立美術館

「 新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art ―いにしえを想いて愛せる未来かな」奈良県立美術館

名称:「 新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art ―いにしえを想いて愛せる未来かな」奈良県立美術館
会期:2025年4月5日(土)〜2025年5月18日(日)
会場:奈良県立美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   5月5日は開館
   5月7日は休館
入場料:一般 400円、大学生・高校生 250円、中学生・小学生 150円、65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
主催:奈良県立美術館
協力:株式会社墨運堂、福西和紙本舗、藤田畳店、丸山表具、株式会社岩野平三郎製紙所、現代短歌社
住所:〒630-8213奈良県奈良市登大路町10-6
TEL:0742-23-3968
URL:奈良県立美術館

「 新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art ―いにしえを想いて愛せる未来かな」奈良県立美術館
「 新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art ―いにしえを想いて愛せる未来かな」奈良県立美術館

現代を生きるわたしたちにとって、江戸時代より前につくられた日本の古美術の大半は、自分の日常には溶け込まない、埃をかぶった過去の遺物のように思えるのではないでしょうか。 しかし古くから日本では、絵画はうつろいゆく四季と共に、信仰、芸道、文芸、娯楽などの諸文化と交わりながら、特別な行事から日々の生活までさまざまな場面で鑑賞されたものでした。
現代のわたしたちも、カレンダーをめくって季節と共にイラストや写真を楽しみ、お気に入りのポストカードを部屋に貼り、推しのポスターを眺め、音楽をディスクジャケットや動画と共に楽しんでいます。これは、古美術を愛でた当時の人々の感覚と大きく変わらないと思われます。
本展は屏風・掛軸・扇面・浮世絵という日本文化の中で育まれた多様なかたちを持った古美術を、失われた過去の人々の鑑賞スタイルに想いを馳せながら「体験」してみようという試みです。美術がなくても人は生きていけますが、美術は日々に彩りをもたらしてくれます。過去の人々の想いを載せた美術を鑑賞することは、現代を生きるわたしたち自身と向き合う時間になるでしょう。
難しい前知識は必要ありません。花を愛でるように、歌を口ずさむように、古美術をたのしんでみませんか。
※一部作品については展示替をいたします。
前期: 4月5日 – 4月27日
後期 4月29日 – 5月18日

伝雪舟 秋冬山水図屏風 室町時代・15-16世紀
伝雪舟 秋冬山水図屏風 室町時代・15-16世紀
伝 浮田一蕙 紀貫之像 江戸時代・19世紀
伝 浮田一蕙 紀貫之像 江戸時代・19世紀
州信印 三聖図扇面 安土桃山時代・16世紀
州信印 三聖図扇面 安土桃山時代・16世紀
歌川国芳 人かたまって人になる 江戸時代・19世紀 前期展示:4/5-4/27
歌川国芳 人かたまって人になる 江戸時代・19世紀 前期展示:4/5-4/27
吉村孝敬 十二ヶ月花鳥図屏風 江戸時代・天保四年(1833)
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