収蔵コレクション展「牡丹に魅せられて」長谷川町子美術館・長谷川町子記念館

山口華楊「雨歇む」1980年 紙本彩色

名称:収蔵コレクション展「牡丹に魅せられて」長谷川町子美術館・長谷川町子記念館
会期:2024年12月7日(土)ー2025年3月23日(日)
会場:長谷川町子美術館
開館時間:10時~17時30分(受付締切16時30分)
料金:一般 …900(800)円
   65歳以上…800(700)円
   大学生・高校生… 500(400)円
   中学生・小学生 …400(300)円
   ※()内は20名様以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者
   ※美術館・記念館の両館をご覧いただけます。
休館日:月曜日(ただし5/5(月)、5/6(火)、7/21(月)は開館、5/7(水)は休館)
住所:〒154-0015東京都世田谷区桜新町1-30-6
TEL:03-3701-8766
URL:長谷川町子美術館・長谷川町子記念館

今年を振り返ると、年明けの能登半島地震から始まり、長く厳しい猛暑と台風による大雨など、天災や異常気象に悩まされた年でした。自然の猛威の前では、人間は無力に近いことを思い知らされた年でもありました。でも、そんな時だからこそ、自然が与えてくれるすばらしい恩恵について、考えてみたくなります。今回の収蔵コレクション展「春を待つ」では、自然の美しさや尊さが感じられる作品を、選りすぐって展示いたします。
年神様を見送り無病息災を願う火祭りを描いた松村公嗣「どんど」、豊潤な水が飛沫をあげながら落ちて来る滝を描いた千住博「ウォーターフォール」、三春の滝桜をダイナミックな画面でとらえた三栖右嗣「爛漫」等、どれも自然に対する畏敬の念が感じられる大作です。私たちは、長い歴史の中で、自然に翻弄されながらも、またその自然に癒しや力を貰って生きてまいりました。本展が、自然との共生という言葉をかみしめながら、また新しい年を迎える力になりますことを、願っております。

山口華楊「雨歇む」1980年 紙本彩色
山口華楊「雨歇む」1980年 紙本彩色

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