「山田純嗣 Touch of Silence」日本橋高島屋S.C.(本館)

《(25-1)ユートゥア川 イナリ、フィンランド、2月》 51.5×40cm 雁皮紙、ファブリアーノ紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20

名称:「山田純嗣 Touch of Silence」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2025年4月9日(水)~28日(月)
会場:本館6階 美術画廊X
入場料:無料
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

《(24-6)パイヤンネ湖 ハイッカ ユヴァスキュラ、フィンランド、10月》
19.5×25cm 雁皮紙、BFK紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20
《(24-6)パイヤンネ湖 ハイッカ ユヴァスキュラ、フィンランド、10月》 19.5×25cm 雁皮紙、BFK紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20

このたび日本橋高島屋美術画廊Xでは7年ぶりとなる個展「山田純嗣 Touch of Silence」を開催いたします。
 山田純嗣は、美術史上の名画に描かれたものを立体で成形し、それらを撮影した写真の上にエッチングやペインティングを重ねる「インタリオ・オン・フォト」という独自の手法によって作品を制作してきました。それらは、3次元のものを2次元に置き換えつつも立体的にみせる魔術的な「絵画」を成立させているものを逆説的に解き明かすプロセスでもあります。 今回は、2022年9月より1年間、文化庁新進芸術家海外研修制度の研修生としてフィンランドのユヴァスキュラに滞在し、ラタモ版画写真センターを拠点に版画に研究に取り組む中で新たに習得したドライポイント技法の作品を発表します。フィンランド滞在中にめぐり合った絵画的な景色は、山田が思索を続けている「絵画とは何か」という問いに対して、 新たな視点をもたらすことになりました。
 平面上に描く輪郭線や、塗り重ねられた絵の具とは異なり、膨大な時間と手数を費やし銅板に刻み込まれた線の集積を刷り上げた痕跡が静謐な絵画へと変容をとげた作品を展観いたします。この機会に、ぜひご覧くださいますようご案内申しあげます。

《(24-5)ヌークシオ国立公園 エスポー、フィンランド、7月》
19.5×25cm 雁皮紙、BFK紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20
《(24-5)ヌークシオ国立公園 エスポー、フィンランド、7月》
19.5×25cm 雁皮紙、BFK紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20
《(25-1)ユートゥア川 イナリ、フィンランド、2月》 51.5×40cm 雁皮紙、ファブリアーノ紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20
《(25-1)ユートゥア川 イナリ、フィンランド、2月》 51.5×40cm 雁皮紙、ファブリアーノ紙、ドライポイント、雁皮刷り ed.20

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