ゆうちょ開業150年記念特別展示「「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-」郵政博物館

ゆうちょ開業150年記念特別展示「「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-」郵政博物館

名称:ゆうちょ開業150年記念特別展示「「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-」郵政博物館
会期:2025年4月26日(土)~2025年6月22日(日)
会場:郵政博物館
時間:10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:5月7日(水)、12日(月)、19日(月)、26日(月)
   6月2日(月)、9日(月)、16日(月)
観覧料:大人 300円
   小・中・高校生 150円
   ※障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料
住所:〒131-8139東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
TEL:03-6240-4311
URL:郵政博物館

横浜郵便局開業之図 (明治8(1875)年)
横浜郵便局開業之図 (明治8(1875)年)

今年は、郵便貯金の創業から150年、「郵便の父」前島密の生誕からは190年になります。前島は、明治3年(1870)6月、郵便事業を立案直後、上野景範とともにイギリスに渡りました。渡航の目的は、「鉄道借款問題」の解決と「新紙幣」の発注でしたが、1年間の滞在中に、郵便局が為替や貯金の業務を行っていることを知りました。帰国後、4年間の苦心の末、明治8年5月2日、日本の郵便局でも為替や貯金の業務を開始することができました。
貯金には「お金」が必要です。郵便の開業時は、江戸時代の幕府正貨、藩札、明治政府の太政官札等、多様な貨幣が入り乱れて不便なものでした。これらは、前島らが発注した「新紙幣」によって、新しい通貨の「円」、「銭」に置き換えられていきます。そして、始まったばかりの郵便貯金に預けられることになるのです。
この展示では、以上の動きのなかで、前島がメンバーであった政府「改正掛」の果たした役割、前島のロンドン生活を振り返りつつ、そもそも預金、貯金の慣習がなかった時代における開業の苦心を紹介し、その金融史における意義を考えます。そして、さまざまな業務変革の後、民営化で誕生したゆうちょ銀行の新しい取組みについて紹介します。期間中は、講演会やワークショップなどの関連イベントも行います。

東京真景図 あらめばしより江戸橋 歌川広重(三代) 明治8(1875)年
東京真景図 あらめばしより江戸橋 歌川広重(三代) 明治8(1875)年
郵便貯金局 珠算競技会
郵便貯金局 珠算競技会
前島密(渡欧時代)
前島密(渡欧時代)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「よそおい、かざる~絵画、工芸、ガラスの装飾美~」ウッドワン美術館
  2. 国宝「上杉本洛中洛外図屏風」原本展示 期間:4月19日(土)~5月18日(日)
  3. 「橋口五葉のデザイン世界」足利市立美術館