
名称:春季企画展「百華の美―The beauty of various flower painting」齋田記念館
会期:2025年4月7日(月)〜7月18日(金)
会場:齋田記念館
開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は4時まで)
料金:300円 *障碍者・75歳以上・学生および再来館等割引あり
休館日:土曜(但し第四土曜日4/26、5/24、6/28は開館)、日曜、祝日
住所:〒155-0033 東京都世田谷区代田3-23-35
TEL:03-3414-1006
URL:齋田記念館

齋田記念館の母体である齋田家は、世田谷代田に続く旧家で、江戸後期には代田村の名主をつとめ、明治期には製茶業で栄えました。
また、多くの文人を輩出し、とりわけ齋田家第9代の雲岱(1801〜1858)は画に秀で精密な博物図譜を多く遺しています。今回の企画展では、齋田雲岱の博物図譜を含め、齋田家に伝えられた花の絵画をご紹介いたします。
色鮮やかで美しい花は私たちの眼を楽しませてくれますが、東洋の絵画においても花鳥画というジャンルが存在するほど、花は多く描かれてきました。花はその色香で人目をひくだけでなく、やがて実を結ぶことから、子孫繁栄の願いとも結びつきます。なかでも、牡丹は富貴を、梅や菊、蘭は高潔な君子を象徴する画題として親しまれてきました。更に、近現代になると、吉祥や理想の含意を超えて、多くの花が描かれるようになりました。
本展覧会では、絵画に描かれた様々な花をご覧いただきながら、江戸時代から近現代への花の表現の変遷をご紹介いたします。展示室に咲く絵画の花園の散策をお楽しみくださいませ。
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