「伊豆 民間仏めぐり」上原美術館

「伊豆 民間仏めぐり」上原美術館

名称:「伊豆 民間仏めぐり」上原美術館
会期:2025年4月26日(土)~2025年9月23日(火・祝)
会場:上原美術館 仏教館
時間:9:30~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:会期中無休 
観覧料:大人 1,000円
   学生 500円
   高校生以下 無料
   ※仏教館・近代館の共通券です
   ※団体10名以上10%割引
   ※障がい者手帳をお持ちの方は半額
住所:〒413-0715静岡県下田市宇土金341
TEL:0558-28-1228
URL:上原美術館

「伊豆 民間仏めぐり」上原美術館
「伊豆 民間仏めぐり」上原美術館

【仏教館】伊豆 民間仏めぐり
六世紀に日本に伝来した仏教は、都に仏教文化の大輪の花を咲かせ、やがて各地に伝播しました。古代中世の造像を担ったのは、主に皇族や貴族、地方豪族、武士たちで、この時代、仏教美術の名品が数多く生み出されました。
室町後期から戦国時代になると、仏教が地方の民衆の間にも定着します。やがて江戸時代に入ると、全国津々浦々で民衆が仏像造像を発願し、時には様々な立場や階層の人々が自ら造像するようになりました。こうして生まれた仏像の数は、前代を圧倒します。量で見る限り、江戸時代は仏像造像の黄金時代なのです。
江戸時代の伊豆の人々は、江戸に住む仏師たちに造像を依頼したり、彼らが制作した仏像を購入して寺院やお堂に迎えることが多かったようです。しかしその一方で、各地の寺院の片隅に目を凝らし、地域のお堂を訪ねると、伊豆に生きた作者による仏像も伝えられています。これらの像は職業仏師が作る像と比較すると、素朴な造形の像が多いのですが、不思議な魅力を宿しています。
本展では、伊豆で生まれた、造形的には拙いかもしれませんが、愛らしく、愉快で親しみやすい魅力的な仏像を、伊豆半島の全域から集めて展示します。

≪菩薩像≫江戸時代 伊豆市・修禅寺 蔵
≪菩薩像≫江戸時代 伊豆市・修禅寺 蔵
≪荼枳尼天像≫室町~江戸時代 南伊豆町・正眼寺 蔵
≪荼枳尼天像≫室町~江戸時代 南伊豆町・正眼寺 蔵
≪不明立像≫江戸時代 下田市須原二区 蔵
≪不明立像≫江戸時代 下田市須原二区 蔵
≪観音菩薩像≫江戸時代 東伊豆町北川地区 蔵
≪観音菩薩像≫江戸時代 東伊豆町北川地区 蔵

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