「はじめての古美術鑑賞 – 写経と墨蹟 – 」根津美術館

「はじめての古美術鑑賞 - 写経と墨蹟 - 」根津美術館

名称:「はじめての古美術鑑賞 – 写経と墨蹟 – 」根津美術館
会期:2025年5月31日(土)〜2025年7月6日(日)
会場:根津美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
入場料:オンライン日時指定:一般 1300円、大学生・高校生 1000円 / 当日券:一般1400円、学生 1100円
住所:〒107-0062東京都港区南青山6-5-1
TEL:03-3400-2536
URL:根津美術館

重要文化財
無学祖元墨蹟 附衣偈断簡
1幅 紙本墨書
日本・鎌倉時代 弘安3年(1280)
根津美術館蔵
重要文化財 無学祖元墨蹟 附衣偈断簡 1幅 紙本墨書 日本・鎌倉時代 弘安3年(1280) 根津美術館蔵

写経と墨蹟。一見しただけでは、難しそうと思われるかもしれません。写経は仏教の経典を書写したもの、また禅僧の書である墨蹟の多くは禅の心得が書かれています。確かに、その内容は決して易しくありません。しかし、ともに仏教に基づきながら、ひたすらに書き写された整然とした書と、書き手の個性までもが表れた大胆な筆跡、その対照的な書の魅力に導かれて一点一点を丁寧にみてゆくと、どこかに「推せる」ポイントが見つかるのではないでしょうか。
このたびの展覧会では、これら二つのジャンルの作品を、展示室を二分してともに並べることで、まずはその造形的な違いを目で見て実感していただきます。展示品は、当館で所蔵する国宝や重要文化財が中心となります。これらの作品は何が、どのように優れているのでしょうか。書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語もわかりやすく解説しながらご紹介します。名品によって、写経と墨蹟の鑑賞を始めてみましょう。

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