「並木恒延自選回顧展ーうるし讃歌ー」セイコーハウス銀座ホール

「時の流れに」 100号F(162×130cm)

名称:「並木恒延自選回顧展ーうるし讃歌ー」セイコーハウス銀座ホール
会期:2025年5月9日(金) 〜 2025年5月18日(日)
開館時間:10:30~19:00(最終日は17:00まで)
会場:セイコーハウス銀座 6階 セイコーハウス銀座ホール
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:セイコーハウス銀座ホール

「瀑布」
100号P(162✕112cm)
「瀑布」 100号P(162✕112cm)

煌々と地表を照らすやさしい月明り、白銀を抱く雄大な富士、打ち寄せる波の音、季節の移ろいを映し出す水面の輝き・・・・。蒔絵、螺鈿、卵殻といった漆芸の伝統的な技法を用いて、独自の絵画表現で漆絵の世界を切り拓いてきた並木恒延氏。和光では4年ぶり9回目の個展を開催いたします。
漆という素材に魅せられて半世紀になる並木氏。今展では、これまでの自らの歩みを振り返るとともに、ライフワークとして組んでいる人物表現においてレオナルド・ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”に挑みます。微かに微笑んでいるかのような表情を、油彩画ではなく、蒔絵という金粉の蒔き方に変化をつけたグラデーションにより繊細に表現します。
「この作品は、顔だけでなく、両手の表現にも注目していただけると嬉しいです。手の表情、存在感を出すことにエネルギーを注ぎました」。
漆黒の背景に浮かび上がる神秘的なモナ・リザの他、代表作である『瀑布』、『時の流れに』といった100号の漆パネルの大作や中、小作品を中心に、箔絵、素描画、そしてうつわ等の立体作品も加えた70余点の展観です。漆のパネルという二次平面に、その場の空気感を捉え、光と風を描き出す並木氏の壮麗な世界をご高覧ください。

「憧れ」
12号P(60.6×45.5cm)
「憧れ」 12号P(60.6×45.5cm)
「時の流れに」 100号F(162×130cm)
「時の流れに」 100号F(162×130cm)

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