
名称:「96歳セツの新聞ちぎり絵 原画展」文化フォーラム春日井
会期:2025年4月25日(金)〜2025年5月25日(日)
会場:文化フォーラム春日井
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
4月28日、5月7日・12日・19日は休館
入場料:一般 500円、高校生・中学生・小学生 300円
住所:〒4860844 愛知県春日井市鳥居松町5-44
TEL:0568-85-6868
URL:文化フォーラム春日井

文化フォーラム春日井での「93歳セツの新聞ちぎり絵 原画展」から3年。最初に大規模個展を開催したこの地に、セツさんの新聞ちぎり絵が帰ってきます。89歳で夫を亡くし、2019年1月、90歳から新聞ちぎり絵を始めた、奈良県桜井市在住の木村セツさん。作品と人生の聞き書きを収録した初めての作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』は、大きな話題を呼び、現在までにこのジャンルの本では異例とも言える10刷を記録しています。
新聞ちぎり絵に出会ってから、「とにかく楽しい」とコツコツ手先を動かし続けているセツさんですが、創作活動を始めるまではずっと家族のために働きつづけてきました。戦前生まれで昭和を駆け抜け、いつも感謝とユーモアを忘れないセツさんの生き方こそ、創作意欲の源泉なのかもしれません。
本展では、最新作『96歳セツの新聞ちぎり絵 まいにち日めくり』の発売に合わせて、作品集の世界観をそのままに、ほぼ全点となる原画約140点をセツさんの言葉とともに展示します。思わずおなかが空いてしまう熱々でジューシーなステーキ、さわやかな香りとともに初夏を感じる梅酒、なつかしい音が聞こえてくるようなラジオ…読み終わった新聞が、セツさんの観察力と豊かな色彩表現を通して、みずみずしい日常の風景に生まれ変わります。ちぎり絵を始めて約6年。ますます磨きがかかるセツさんの作品とほっとする言葉の数々を、ぜひ会場でお楽しみください。
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