「異端の奇才 ビアズリー展」久留米市美術館

「異端の奇才 ビアズリー展」久留米市美術館

名称:「異端の奇才 ビアズリー展」久留米市美術館
会期:2025年5月24日(土)〜2025年8月31日(日)
会場:久留米市美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1500円、65歳以上 1200円、大学生 700円、高校生以下 無料
住所:〒839-0862 福岡県久留米市野中町1015
TEL:0942-39-1131
URL:久留米市美術館

オーブリー・ビアズリー《「ジークフリート」第2幕》1892年
オーブリー・ビアズリー《「ジークフリート」第2幕》1892年

1898年に25歳で早逝したオーブリー・ビアズリー(Aubrey Beardsley 1872-1898)は、蝋燭の光をたよりに、精妙な線と大胆な白黒の色面からなる、洗練された作品を描きつづけました。代表作は、1893年より刊行されたイギリスの雑誌『ステューディオ』に掲載された《サロメ》など。この雑誌は、夏目漱石が購入するなど早々に日本にも知られ、間接的に、青木繁らが明治期にヨーロッパ文化を吸収する際の典拠の一つとなりました。
本展覧会はヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の協力により、出世作であるトマス・マロリー著『アーサー王の死』(1893-94)や、よく知られるワイルド著の『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1897)をはじめとする初期から晩年までの挿絵や、希少な直筆の素描を展示します。さらに、彩色されたポスターや同時代の装飾などの約200点を通じて、19世紀末の欧米を騒然とさせたビアズリーの歩みをたどります。

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