「難波田龍起」東京オペラシティ アートギャラリー

難波田龍起《群像》1989 photo: 斉藤新

名称:「難波田龍起」東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2025年7月11日(金)~2025年10月2日(木)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
時間:11:00~19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日、月曜祝日の翌火曜日(7月22日、8月12日、9月16日は休館)、8月3日(日・全館休館日)
   ただし7月21日、8月11日、9月15日は開館
観覧料:一般 1,600円(1,400円)
   大・高生 1,000円(800円)
   中学生以下 無料
   ※( )内はは各種割引料金。障害者手帳等をお持ちの方および付添1名は無料
   ※同時開催「昼と夜|収蔵品展084 寺田コレクションより」「project N 99 大久保紗也」の入場料を含みます
   ※割引の併用および入場料の払い戻しはできません
住所:〒163-1403東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:03-5777-8600
URL:東京オペラシティ アートギャラリー

大久保紗也《cursed woman》2024
大久保紗也《cursed woman》2024

難波田龍起(なんばたたつおき 1905-1997)は、戦前から画業を始め、戦後はわが国の抽象絵画のパイオニアとして大きな足跡を残しました。
海外から流入する動向を咀嚼しながらも、情報に流されず、また特定の運動に属することもなく、独自の道を探求したその活動は、多くの人々の尊敬をあつめてきました。東京オペラシティ アートギャラリーの収蔵品の寄贈者・寺田小太郎氏が本格的な蒐集活動にのりだすきっかけとなったのも難波田の作品と人格との出会いでした。
また寺田氏がコレクションを導くコンセプトのひとつである「東洋的抽象」を立てたのも、難波田の画業に触れたことが大きな機縁となっています。
本展は難波田の生誕120周年を機に、同館の収蔵品はもとより、全国の美術館の所蔵品、また個人蔵の作品などもまじえ、難波田の画業の全貌を20年振りに振り返り、今日的な視点から検証します。
◆ 同時開催
収蔵品展084 昼と夜
本展では、昼と夜の表現に着目し寺田コレクションを紹介します。風景を描く中で、時間や光の移ろいは常に重要なテーマです。同時に、見慣れたはずの風景が昼と夜でがらりと表情を変えることがあるように、昼と夜の二面性には、光と闇、日常と幻想、生と死など様々な意味を読み取ることができます。
project N 99 大久保紗也
縦横無尽に走る線は即興で描かれたものではありません。アクリル絵具の下地を塗ったキャンバスに、ドローイングで描いた線の通りにマスキングテープを貼った後、油絵具で塗りつぶします。テープを剥がすことで現れる線は、図であり地でもあります。ドローイングのモチーフはもっぱら他者の人体。上の層の油絵具と渾然となって、崩壊と創造を感じさせます。

相笠昌義《駅にて・昼も夜も……》1977 photo: 斉藤新
相笠昌義《駅にて・昼も夜も……》1977 photo: 斉藤新
難波田龍起《庭》1951 photo: 斉藤新
難波田龍起《庭》1951 photo: 斉藤新
難波田龍起《群像》1989 photo: 斉藤新
難波田龍起《群像》1989 photo: 斉藤新

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