
名称:富田晃生・M.O.「Catchy Catch」art space co-jin
会期:2025年5月7日(水) 〜 2025年8月3日(日)
会場:art space co-jin
時間:10:00~18:00
休館日:月・火曜日
料金:無料
住所:〒602-0853京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83レ・フレール 1階
TEL:075-253-1555
URL:art space co-jin
本展では、ロゴマークやキャッチフレーズからインスピレーションを受けた作品を制作し続けている、富田晃生とM.O.、二人の作品をご紹介します。
ロゴタイプやシンボルマーク、TV番組のタイトルロゴや商品のキャッチコピーなど。
人を惹きつけ印象を残すためにデザインされたキャッチーなそれらに、私たちは当たり前に触れながら生活をしています。それらは、さりげなく私たちを捕らえ、記憶の中に静かに根付きます。例えば、ロゴマークを見ただけで企業名が頭に浮かび、耳に残るキャッチフレーズをついつい口ずさむ。懐かしのTV番組のタイトルロゴを目にすれば、自然と当時の映像が頭の中に浮かんできます。
本展で紹介する富田晃生とM.O.は、それらにただ捕まるだけではなく、根付いた記憶をモチーフに、それぞれ独自の手法でアウトプットし続けてきました。
富田は、幼い頃にTVで見たロゴマークの記憶から、厚紙をコラージュしていき、透明なテープでぐるぐる巻きにコーティングした作品を作り続けています。そして、出来上がった作品は新旧問わず大量に保管されています。
一方のM.O.は粘土で、その時々で気になっているキャッチフレーズなどを作業机の上に造形していくのですが、仕上がった作品をすぐさま粘土の塊に戻してしまいます。その為、M.O.の作品は1つも形を残しておらず、施設職員が撮影した記録だけが残っています。
そんな彼らそれぞれの豊かな営みもまた、私たちを惹きつけるキャッチーなものなのではないかと考えます。この展覧会をキャッチしてくださる方々への想いも込めて、名前をCatchy Catch(キャッチーキャッチ)としました。
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