
名称:「NAMコレクション2025 第Ⅰ期」長野県立美術館
会期:2025年5月8日(木)〜2025年7月28日(月)
会場:長野県立美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:水曜日
入場料:一般 700円、大学生・75歳以上 500円、高校生以下・18歳未満・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒380-0801長野県長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
TEL:026-232-0052
URL:長野県立美術館

Living Roomは18世紀の欧州において、生活の変化に伴う住居改善から生まれた概念です。居室の種別のひとつであり、現代の日本でもリビング、あるいは居間といった呼称で使用されています。
living=生きる/生活が特定の行為を示す語ではないように、ひとが集ったり、食事をとったり、くつろいだりとその機能は多彩で横断的です。また、現代における居住空間は、これを持つもの、持たないもの/持てないもの、移動しながら暮らすものなどと多様化しており、それぞれの生き方―どこで・だれと・どう生きるかという「生」そのものの様式(=ライフスタイル)と結びついています。こうした暮らしをとらえた作品は、ときの考証になり得るとともに、対象にむけられた作家のまなざしから、彼らの生活者としての一面が思い出されます。
さらに、小特集として今年で生誕130年をむかえる河野通勢(1895-1950)を取り上げ、河野が繰り返し描いた自画像や、作家の生活のそばにあった長野市近郊の風景画などを紹介します。




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