「Blurred Realities ~儚き境界~」アールグロリュー銀座

関根直子「Colors(694-2)」 53.7×80cm 油性色鉛筆、オイルパステル、木製パネル

名称:「Blurred Realities ~儚き境界~」アールグロリュー銀座
会期:2025年5月22日(木)~5月28日(水)
開館時間:10:30〜20:30 ※最終日は18:00閉場
住所:〒104-0061東京都中央区銀座六丁目10番1号 GINZA SIX 5F
TEL:03-3572-8886
URL:アールグロリュー銀座

川本実果「shimmering Ⅴ」
33.5×33.5cm
帆布、発泡バインダー、樹脂顔料
川本実果「shimmering Ⅴ」 33.5×33.5cm 帆布、発泡バインダー、樹脂顔料

私たちが認識する「現実」とは、本当に確固たるものなのだろうか。
時間の経過、視点の変化、感情の揺らぎによって、その輪郭はぼやけ、曖昧に溶け合っていく。
見えているものは真実なのか、それとも心の奥で作り上げられた幻想なのか――本展は、そうした境界の不確かさに焦点を当てる。
光と影、デジタルとアナログ、秩序と偶然、静寂と喧騒。相反する要素が交錯し、新たな視覚体験を生み出す。
抽象と具象の狭間で揺れ動くフォルム、現実世界の断片を再構築する色彩、時間とともに変化する質感。
それらは、確かなものを求める私たちの感覚を心地よく裏切り、未知の領域へと誘う。
「Blurred Realities ~儚き境界~」は、固定された視点を解きほぐし、現実と幻想の間に広がる豊かな可能性を問いかける。
見る者の感覚と記憶の中で、新たなリアリティが生まれる瞬間を、ぜひ体験してほしい。
<出品作家>
篠原有司男 / 大澤巴瑠 / 竹内義博 / 佐藤真優 / 関根直子 / 木浦奈津子 / 大庭孝文 / 佐野翠 / 藤本純輝 / 久保木要 / 川本実果 (順不同・敬称略)

大庭孝文「フォールスメモリー:山頂からの眺望」
60.6×91×2.1cm
木製パネルにアルミニウム、アクリル絵具、岩絵具、膠、合成接着剤、突板、和紙
大庭孝文「フォールスメモリー:山頂からの眺望」 60.6×91×2.1cm 木製パネルにアルミニウム、アクリル絵具、岩絵具、膠、合成接着剤、突板、和紙
竹内義博「Re:_#2」
162×116.1×5cm
パネル、綿布、アクリル絵具
竹内義博「Re:_#2」 162×116.1×5cm パネル、綿布、アクリル絵具
大澤巴瑠「onomatopoeia-CMY-J」
65×70×5cm
パネルにアクリル、銀箔、麻
大澤巴瑠「onomatopoeia-CMY-J」 65×70×5cm パネルにアクリル、銀箔、麻
篠原有司男「Boxing Painting 2」
39×36cm
キャンバスにアクリル
篠原有司男「Boxing Painting 2」 39×36cm キャンバスにアクリル
関根直子「Colors(694-2)」 53.7×80cm 油性色鉛筆、オイルパステル、木製パネル
関根直子「Colors(694-2)」 53.7×80cm 油性色鉛筆、オイルパステル、木製パネル

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