
名称:「野町和嘉――人間の大地」世田谷美術館
会期:2025年7月5日(土)〜8月31日(日)
会場:世田谷美術館
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
料金:(個人)
一般 1400(1200)円/65歳以上 1200(1000)円/大高生 800(600)円/中小生 500(300)円/未就学児は無料
※()内は20名以上の団体料金。団体観覧をご希望の方は、事前に電話でお問い合わせください。
※障害者の方は500円。ただし小中高大専門学校生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。
休館日:毎週月曜日 ※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館。7月22日(火)、8月12日(火)は休館
住所:〒157-0075東京都世田谷区砧公園1-2
TEL:03-3415-6011
URL:世田谷美術館

1946年高知に生まれた野町は、1972年、サハラ砂漠に出会ったことを契機に、大きな転機を迎えた。辺境にまつわる情報が乏しかった当時、野町は空の下に広がる地平線と、古くから連綿と続く人々の営みに魅了されることになったのだ。以後、エチオピアやチベット、サウジアラビアなど、深い信仰が人々の暮らしに息づく、しかし外部の者が容易に近付くことのできない土地を訪れ、写真を撮り続けてきた。
野町がアフリカ大陸の奥地に分け入った1970〜80年代は、この地での人々の暮らしは穏やかで安全であったものの、その後、政情は不安定になり、入国できない国もしばしば現れている。また、2000年以降には、デジタルデバイスや携帯電話の普及により、各地の暮らしは平準化されつつある。野町の写真は、現在では目にすることのできないかつての光景を捉えた、貴重なドキュメントであるといえる。
本展では、「サハラ」、「ナイル」、「エチオピア」、「グレート・リフト・ヴァレー」、「メッカとメディナ」、「チベット」、そして「アンデス」という7つのテーマのもの、野町の代表作を紹介。《巨大砂丘麓の放牧。アルジェリア》、《カイラス山を巡礼する娘。西チベット》、《夜を徹して行われるライラトル・カドルの礼拝。メッカ、サウジアラビア》といった写真作品を目にすることができる。












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