「生田コレクション 鼓胴」国立歴史民俗博物館

  • 2025/6/11
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「生田コレクション 鼓胴」国立歴史民俗博物館

名称:「生田コレクション 鼓胴」国立歴史民俗博物館
会期:2025年7月23日(水)〜2025年8月31日(日)
会場:国立歴史民俗博物館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
入場料:一般 600円、大学生 250円、高校生以下・障がい者手帳提示と付き添い 無料、企画展示は別料金
住所:〒285-8502千葉県佐倉市城内町117
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:国立歴史民俗博物館

「生田コレクション 鼓胴」国立歴史民俗博物館
「生田コレクション 鼓胴」国立歴史民俗博物館

生田コレクションは、明治から大正期、ビール産業の草創に貢献した人物として知られる生田秀(1857-1906)と、その長男で鼓胴研究に勤しんだ生田耕一(筒哉、1882-1933)とが、二代にわたり収集した能楽関係コレクションです。能においては、小鼓・大鼓・太鼓・能管という性格の異なる四種の楽器が用いられますが、本コレクションの中核をなすのは小鼓胴、すなわち小鼓の本体にあたる音を共鳴させるための筒 92点です。能楽を代々家業とした家や大名家等に伝来した資料とは異なり、研究的な視点によって集められたため、流儀(流派)の好みに偏らず、室町時代から大正時代という幅広い制作年代の鼓胴を含む、系統だったコレクションである点に特色があります。
今回の特集展示では、音楽・楽器史、技術史、美術史の研究資料として高く評価されてきた生田コレクションから小鼓胴・大鼓胴・太鼓胴ほか主要な資料を展示します。鼓を構成する各部品や、鼓胴内部の鉋目に象徴される楽器製作技術、鼓胴表面に施された多彩な蒔絵装飾、さらにはコレクションの成立背景などを通じて、室町時代から江戸時代にかけて発展・興隆し、さらに近代に受け継がれて現在もなお伝統芸能として生き続ける能楽文化の一端を紹介します。

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