「生誕100年 山下清展 ―百年目の大回想」熊本県立美術館

  • 2025/6/12
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「生誕100年 山下清展 ―百年目の大回想」熊本県立美術館

名称:「生誕100年 山下清展 ―百年目の大回想」熊本県立美術館
会期:2025年7月11日(金)〜2025年8月31日(日)
会場:熊本県立美術館
開館時間:9:30 〜 17:15
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
   7月28日、8月12日は開館
入場料:一般 1500円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無料
主催:熊本県立美術館、TKUテレビ熊本
協力:山下清作品管理事務所
企画協力:ステップ・イースト
特別協賛:肥後銀行
協賛:明治アニマルヘルス株式会社、株式会社磯崎工務店
住所:〒860-0008熊本県熊本市中央区二の丸2
TEL:096-352-2111
URL:熊本県立美術館

《両国の花火》 制作年不詳 ペン画
©Kiyoshi Yamashita/STEPeast 2025
《両国の花火》 制作年不詳 ペン画 ©Kiyoshi Yamashita/STEPeast 2025

「放浪の天才画家」として人々に親しまれた山下清(1922-1971)は、12歳で入園した八幡学園でちぎり絵と出合い、これを発展させた「貼絵」の制作に没頭する中でその才能を大きく開花させました。18歳から日本各地へ放浪の旅にでかけ、旅先で目にした風景を繊細で色鮮やかな貼絵で表現、その完成度の高さから大きな注目を集めます。以降、油彩や水彩画、ペン画や陶磁器の絵付けなど、創作活動の幅はますます広がりをみせますが、「今年の花火見物はどこに行こうかな」という言葉を最後に、49歳でその生涯を閉じました。
本展では代表作《長岡の花火》をはじめとする貼絵を中心に、幼少期の鉛筆画や後年の油彩、ペン画、陶磁器などの作品約190点と、旅に持参したリュックサックや浴衣などの関連資料をあわせて展示します。テレビや映画で紹介されてきたイメージとは異なる、芸術家・山下清の真実の姿をご覧ください。

《ロンドンのタワーブリッジ》 1965(昭和40)年 貼絵
《ロンドンのタワーブリッジ》 1965(昭和40)年 貼絵
《パリのエッフェル塔》 1961(昭和36)年 水彩画
《パリのエッフェル塔》 1961(昭和36)年 水彩画

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