春季企画展「ある一家の近代と戦争 上原良春・龍男・良司とその家族」福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館
- 2025/6/16
- 東京
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名称:春季企画展「ある一家の近代と戦争 上原良春・龍男・良司とその家族」福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館
会期:2025年6月19日(木)〜8月30日(土)
会場:福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館
開館時間:10:00~18:00(17:30までにご入館ください)
料金:無料
休館日:日曜日、祝日、夏季一斉休暇(8月12日~18日)
住所:〒108-8345 東京都港区三田2丁目15−45
TEL:03-5427-1200
URL:福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館

ある一家に戦争がもたらしたもの――
長野県南安曇郡有明村(現安曇野市)に暮らしていた三男二女のきょうだい。三人の男子、長男良春、次男龍男、三男良司は、全員が慶應義塾に学び、全員が戦争で命を落としました。良司は陸軍特攻隊員として出撃する前夜に「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます」と記す遺書を残して、広くその名を知られています。両親は戦没した三兄弟の遺品を何一つ捨てずに残したため、生まれてからのあらゆる資料が残っています。本展ではこの三人の足跡を中心に、開業医であり地域でも信望の厚かった父寅太郎、子規門下の早世の俳人として知られる祖父良三郎(三川)にも目を配りながら、この一家を通して日本の近代と戦争を考えます。


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