再興第110回院展記念展「同人たちの出世作といま―無窮をめざして―」松坂屋美術館

  • 2025/6/30
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再興第110回院展記念展「同人たちの出世作といま―無窮をめざして―」松坂屋美術館

名称:再興第110回院展記念展「同人たちの出世作といま―無窮をめざして―」松坂屋美術館
会期:2025年7月5日(土)〜7月27日(日) 
会場:松坂屋美術館
観覧料金:一般1,000円ほか
休館日:会期中無休
住所:〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
URL:松坂屋美術

再興第110回院展記念展「同人たちの出世作といま―無窮をめざして―」松坂屋美術館
再興第110回院展記念展「同人たちの出世作といま―無窮をめざして―」松坂屋美術館

現在の日本美術院は、大正2年(1913)岡倉天心の逝去を受け、その遺志をついだ横山大観らにより、天心の一周忌にあたる翌年9月2日、谷中に再建した研究所で開院式を行った。それまでの流派、徒弟教育に代わり体系的、総合的な近代美術教育や社会制度を導入して日本画の革新を目指した岡倉の薫陶を受けた大観らがその理想を受け継いだ。要綱では「日本美術院は芸術の自由研究を主とす、故に教師なし先輩あり、教習なし研究あり」と宣言し、官展に対する自由主義を謳い、在野精神を尊んだ。
それから110年、日本美術院は今もなお創立の精神を軸に研鑽を重ね、自由研究に基づく旺盛な活動を続けている。本展では大観と日本美術院理事長を務めた5名の遺作に加え、現同人37名の出世作と新作又は近作を併せて紹介。それぞれの転機となる同人推挙前の意欲溢れる出世作と新作(近作)を並べて展観することで、現代にふさわしい日本画を模索すべく、日々邁進する日本美術院の「今」を紹介する。

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