企画展「知られざるオホーツク海先史文化紀行」市立函館博物館
- 2025/7/5
- 北海道
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名称:企画展「知られざるオホーツク海先史文化紀行」市立函館博物館
会期:2025年7月1日(火)~10月26日(日)
会場:市立函館博物館 3階第2展示室
休館日:毎週月曜日(7月21日,8月11日,9月15日を除く)
7月22日(火),8月12日(火)・28日(木)・29日(金),9月16日(火)・23日(火) ,10月14日(火)
開催日時:2025年7月1日(火)~10月26日(日)
観覧料:一般300円、大学・高校生200円、小・中学生100円
10名以上の団体は団体割引(2割引)適用。
函館市に住所を有する、または市内の学校に在学する小・中学生は無料。
函館市に住所を有する65歳以上の方は150円。
函館市に住所を有する障がいのある方は無料。
一般社団法人函館国際観光コンベンション協会発行「函館文化・観光施設特典パスポート」持参者は団体割引適用。
アートギャラリー北海道の連携事業により、北海道立函館美術館入館券半券持参者は団体割引適用。
その他無料・減免適用あり。
住所:〒040-0044 北海道函館市青柳町17−1
TEL:0138-23-5480
URL:市立函館博物館
田辺湾に浮かぶ神島は、1935(昭和10)年、国の史跡名勝天然記念物に指定された。今から90年前のことである。天然記念物指定後、神島の姿は大きく変化し、その変遷の記録は『田辺市文化財』等に掲載されている。しかし、上陸禁止が守られてきたため、その実態は一般には知られていない。
神島の天然記念物指定に際し、南方熊楠は協力者とともに島を調査し、貴重な資料を残しており、本展示では、それらの資料を展示する。また、2025年に実施した神島の生物調査の結果に加え、ドローンで撮影した映像や写真を通じて、現在の神島の姿を紹介する。そこには、美しい自然とともに、現代の海の環境を守るための課題も映し出されている。
熊楠は、「わが国特有の天然風景はわが国の曼陀羅ならん」と言っている。この90年間、神島が変化してきたのは、神島を取り巻く田辺湾周辺の環境に影響されてきたからである。まさに「神島の天然風景」は、「わが国の曼陀羅」なのである。
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