「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念企画展「幕末維新のエネルギー ―近世肥前の石炭史―」佐賀県立佐賀城本丸歴史館
- 2025/7/6
- 佐賀県
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名称:「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念企画展「幕末維新のエネルギー ―近世肥前の石炭史―」佐賀県立佐賀城本丸歴史館
会期:2025年7月4日(金)~9月7日(日)
会場:佐賀県立佐賀城本丸歴史館御小書院(特別展示室)
開館時間:9時30分~18時00分
休館日:なし
観覧料:無料
協力:佐野常民と三重津海軍所跡歴史館
住所:〒840-0041佐賀県佐賀市城内2-18-1
TEL:0952-41-7550
URL:佐賀県立佐賀城本丸歴史館

石炭は、日本の近代化から高度経済成長期にかけての発展を主要なエネルギー源として支え続けました。現在の佐賀県北部から西部にかけては唐津からつ炭田が、また佐賀藩の飛地のあった長崎県の西部には西彼杵にしそのぎ炭田があり、唐津炭田は幕末維新期に日本最大の石炭産出量を誇りました。また、西彼杵炭田の高島炭鉱などは国内を代表する炭鉱の一つとして著名であり、現在では近隣の端島はしま(軍艦島)と共に「明治日本の産業革命遺産」構成資産の一部となっています。その高島炭鉱を舞台に、日本初の鉄製大砲鋳造や実用蒸気船建造に成功した佐賀藩がいちはやく近代的洋式採炭技術を導入するなど、幕末維新期の肥前 (現在の佐賀県・長崎県)は日本の石炭産業史において極めて重要な地域でした。
令和7年7月5日、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」はユネスコ世界文化遺産登録10周年を迎えます。本展覧会はこれを記念し、日本の産業革命を支えるエネルギー源となった、近世から幕末維新期における肥前地域の石炭産業の姿を紹介します。


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