「総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ」東京都写真美術館

「総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ」東京都写真美術館

名称:「総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ」東京都写真美術館
会期:2025年7月3日(木)〜2025年9月28日(日)
会場:東京都写真美術館
開館時間:10:00 〜 18:00
   木曜日・金曜日は20:00まで
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 800円、学生 640円、高校生・65歳以上 400円、中学生以下・障がい者手帳提示と付き添い2名 無料
住所:〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
TEL:03-3280-0099
URL:東京都写真美術館

ルイジ・ギッリ《ボローニャ》〈モランディのアトリエ〉1989-90年 東京都写真美術館蔵 © Eredi di Luigi Ghirri
ルイジ・ギッリ《ボローニャ》〈モランディのアトリエ〉1989-90年 東京都写真美術館蔵 © Eredi di Luigi Ghirri

欧米での個展開催やドキュメンタリー映画の発表など、近年国際的に注目されるイタリアの写真家、ルイジ・ギッリ(1943-1992)のアジア初の美術館個展を開催します。ギッリはその類まれな色彩、空間、光への美的感覚と、ありふれたものをユーモラスに視覚化する才能によって、写真表現を新たなレベルへと引き上げました。
現実とイメージ、在と不在、外界と内なる世界、それぞれを同じレベルで見つめ、その調和や多義性を視覚化するギッリの写真は、写真が世界のあるがままの複製ではなく「見られた」世界の断片の集合であり、眼差しの証明であることを示しています。そして、どのようにイメージを通して世界や社会を考えるかという無限の問いを私たちに投げかけてきます。
毎日のようにニュースに流れてくる紛争の映像、パンデミックによる不確かな日常、サステナブルな在り方が問われる社会、SNSで流れる広告やライフスタイル。様々なことが起こり続ける私たちの生活には、常にあらゆるイメージが存在しています。ギッリはどのようにこのイメージと現実を見つめてきたのか。軽やかでありながら密度をもって問いかけています。

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