特別展「天翔る飛鳥 烏頭尾精の世界」奈良県立万葉文化館
- 2025/7/14
- 奈良県
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名称:特別展「天翔る飛鳥 烏頭尾精の世界」奈良県立万葉文化館
会期:2025年7月12日(土)〜9月15日(月)
会場:奈良県立万葉文化館
観覧料金:一般1,000円ほか
休館日:月曜日(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日、8月12日
住所:〒634-0103奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL:0744-54-1850
URL:奈良県立万葉文化館

明日香村出身の画家で満93歳になる現在まで精力的に作品制作を続ける鳥頭尾精。本展では、16年の歳月をかけて奈良や京都の古都を描いた「古都シリーズ」の最後を飾る「あすかシリーズ」が2024年に完成したことを記念して、奈良の古都(飛鳥・藤原・平城)を描いた作品12点を一挙に公開する。烏頭尾の描く風景画は、澄んだ色彩と穏やかな画面のなかに古代の人々情感が漂うような画風で、その土地のもつ空気感までも感じられるようだ。
烏頭尾は、京都市立美術大学(現、京都市立芸術大学)を卒業後、美術教諭として教鞭をとる傍ら作品制作を続け、初期のころは「鳥」を多く描き、歩く鳥から飛ぶ鳥へ、そしてその鳥たちが風景の中を飛翔しはじめ、やがて古都の風景が作品の主役となっていく。
本展では、初期から現在までの画業70年のあゆみをたどるとともに、長年の制作活動の裏側を垣間見ることのできる小品を数多く展示。烏頭尾の学生時代の厳密な模写や写生、水墨画に木版画、人体表現の素描など、さまざまな表現を追求した烏頭尾の知られざる側面にもスポットをあてる。








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