「作陶35周年記念 赤絵細描 米久和彦展」名古屋栄三越
- 2025/7/16
- 愛知県
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名称:「作陶35周年記念 赤絵細描 米久和彦展」名古屋栄三越
会期:2025年8月27日(水) ~ 2025年9月2日(火)
場所:名古屋栄三越 7階 美術画廊 [最終日午後4時終了]
住所:〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
TEL: 052-252-1111
URL: 名古屋栄三越

径25×高さ25cm
ごあいさつ
赤絵細描。
自ら選んだこの世界に身を置いて今年で35年。
振り返れば瞬く間に作家としての時間が流れていました。
極細筆を持ち始めてから、人生を彩る出来事として、
尊敬する方々との出会いや誇らしくなれるような素晴らしい経験をさせていただいたり、
後々の自分を成長させてくれた苦い経験も多々ございました。
出会った方々には助言や勇気を頂き、その時の精一杯の努力で問題を乗り越え、
新しい景色という高みを目指しながら私の命を光輝かせて生きてくるがことができました。
これも、ご縁を賜った皆様方からのご支援のおかげと深く感謝いたしております。
九谷赤絵の歴史を継承する者として、惚れ込んだ赤絵細描をどこまで昇華し、
発展できるかということを常に意識して作品に向き合っております。
技術、鍛練を越えた深い精神性の追求を行い続け、それを達成できるよう、
これからも精進出来ることを生き甲斐に感じております。
何卒、御高覧頂き、御指導、御鞭撻を賜わりますようお願い申し上げます。
2025年8月吉日
米久窯 米久和彦
ごあいさつ
この度、名古屋栄三越では「作陶35周年記念 赤絵細描 米久和彦展」を開催する運びとなりました。
米久和彦先生は、石川県の九谷焼の伝統技法のひとつ、赤絵細描の技法を守りつつ、
極細の筆だけで描いていく繊細な作品の制作をし続けてこられました。
またオリジナル性を求め、赤絵だけにとどまらず、緑彩、黒彩、
そして2023年に九谷焼では初めてとなる青色細描を発表されました。
それは長年の経験を得たからこそできる技術ということで、新しい景色を創造し続けておられます。
本展では、九谷焼の継承を守るために先生が力を入れられている龍や鳳凰の置物など、
立体造形作品等を含め80余点をご覧いただけます。
特化した技法から生まれた作品は、年々、より細密になっており、
鮮やかな色彩の文様、質感、形など、精緻な作品は見るもの を 魅了しております 。
この機会に、現代陶芸の美技を心ゆくまでご鑑賞いただきますようご案内申し上げます。
2025年8月吉日
名古屋栄三越


幅23.5×奥行12×高さ27.5cm










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