「2階ギャラリー・所蔵品による 小特集:朝井閑右衛門が描いた街と人間」横須賀美術館
- 2025/7/23
- 神奈川県
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名称:「2階ギャラリー・所蔵品による 小特集:朝井閑右衛門が描いた街と人間」横須賀美術館
会期:2025年7月19日(土)〜2025年11月3日(月)
会場:横須賀美術館
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:8月4日、9月1日、10月6日は休館
入場料:無料
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館
朝井閑右衛門(1901~1983)は、戦後間もなく横須賀市内の田浦にアトリエを構え、約20年にわたって制作した、地域ゆかりの洋画家です。没後の1996年、ご遺族より横須賀市に多くの作品や資料が寄贈されたことが、のちに横須賀美術館が誕生するきっかけとなりました。当館では開館以来、季節ごとにテーマを変えて、朝井閑右衛門の独特の作品世界をご紹介しています。
今回の小特集では、開催中の「山本理顕展」にちなみ、朝井の描いた都市の風景や、都市で営まれる人々の暮らしが感じられる作品をご紹介します。
《東京十二景の内》は、30代の朝井が、銀座にあった先輩のアトリエに居候していた頃に描かれたシリーズです。今よりも広い空や水辺が、都会の風景に豊かな変化をもたらしていました。力強い《電線風景》のモチーフとなったのは、田浦のアトリエから眺めた鉄道の立体交差です。《街頭》では、汐入駅付近にあったE.M.クラブの建物を背景に、人々がさかんに行き交うようすが見られます。晩年の豪華で華やかな画風への兆しを見せる《栄誉人間と人形》にも、遠景として軒を連ねる家並みが描かれています。 展示場所の先にある図書室では、展示に関連する図書などをそろえてお待ちしています。ぜひお気軽にお立ち寄りください。








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