「金山を開発せよ-「大槌金沢金山之図」制作に迫る-」もりおか歴史文化館

  • 2025/7/25
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「金山を開発せよ-『大槌金沢金山之図』制作に迫る-」もりおか歴史文化館

名称:「金山を開発せよ-『大槌金沢金山之図』制作に迫る-」もりおか歴史文化館
会期:2025年8月9日(土)〜2025年10月26日(日)
会場:もりおか歴史文化館
開館時間:9:00 〜 19:00
休館日:8月19日、9月17日、10月21日は休館
入場料:一般 300円、高校生 200円、中学生・小学生 100円、障害者手帳提示と付き添い1名・盛岡市在住の65歳以上 無料
住所:〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1番50号
TEL:019-681-2100
URL:もりおか歴史文化館

「金山を開発せよ-「大槌金沢金山之図」制作に迫る-」もりおか歴史文化館
「金山を開発せよ-「大槌金沢金山之図」制作に迫る-」もりおか歴史文化館

当館には、岩手県大槌町に江戸時代に産金を誇った金沢金山を描いた12mに及ぶ長大な絵巻が残されています。絵巻には、金の採掘から製錬に至るまでの一連の作業が詳細に描かれており、江戸時代の鉱山技術や金山で生き生きと働く人々の様子を知ることができる貴重な資料です。金沢金山の様子を描いた絵巻は、当館本も含め6点も確認されていますが、制作者・制作年代、またなぜ同様の絵巻が複数制作されたのか詳細は分かっていません。
江戸時代前期に発見された金沢金山は、江戸時代後期に再開発が見込まれると、江戸幕府役人が数度にわたり調査に訪れ、これを契機に盛岡藩は金沢金山をはじめとする金山の開発プロジェクトを立ち上げます。しかし、良質な鉱脈発見への苦闘、江戸幕府から開発資金を獲得するための交渉など多くの困難が立ちはだかりました。
本展では、金山開発の実務を担った一人の盛岡藩士が記した日記などから、金山開発の経過やそれに挑んだ人々の様子を読み解き、「大槌金沢金山之図」の制作者・制作年代・制作背景を探ります。そこには、なぜ金山開発が行われたのか、盛岡藩における金山開発の意味が浮かび上がるはずです。

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