「“カフェ”に集う芸術家―マネ、ゴッホ、ロートレックからピカソまで(仮称)」三菱一号館美術館

  • 2025/8/28
  • 「“カフェ”に集う芸術家―マネ、ゴッホ、ロートレックからピカソまで(仮称)」三菱一号館美術館 はコメントを受け付けていません
ラモン・カザス《マドレーヌ》1892年 油彩・カンヴァス ムンサラット美術館 ©Museu de Montserrat

名称:「“カフェ”に集う芸術家―マネ、ゴッホ、ロートレックからピカソまで(仮称)」三菱一号館美術館
会期:2026年6月13日(土)~2026年9月23日(水・祝)
会場:三菱一号館美術館
観覧料:未定
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:三菱一号館美術館

テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《シャ・ノワール》1896年 リトグラフ京都工芸繊維大学
テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《シャ・ノワール》1896年 リトグラフ京都工芸繊維大学

19世紀後半のパリ、マネや後に印象派と呼ばれることになる芸術家たちはカフェに集い、議論を戦わせました。カフェやキャバレー、ダンスホールは、飲食や娯楽を楽しむだけではなく、新たな芸術が生まれる場所となっていきます。それは、サロン(官展)からの脱却と共に、芸術が群衆に溶け込む新しい時代の始まりでもありました。
1897年、カタルーニャ出身の画家カザスはモンマルトルの有名店「シャ・ノワール(黒猫)」に倣って、バルセロナに「クアトラ・ガッツ(4匹の猫)」を開店。若きピカソも通います。そして、ピカソは“カフェ”を舞台にロートレックやカザスが描いた悦楽や孤独に多大な影響を受けて、「青の時代」へと向かいます。
本展では、マネ、ゴッホ、ロートレック、ピカソによる名作の数々、そしてバルセロナが誇る日本初公開のカザス作《マドレーヌ》を加えた約130点から、“カフェ”で生まれた芸術の広がりを展観します。

ラモン・カザス《マドレーヌ》1892年 油彩・カンヴァス ムンサラット美術館 ©Museu de Montserrat
ラモン・カザス《マドレーヌ》1892年 油彩・カンヴァス ムンサラット美術館 ©Museu de Montserrat

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る