企画展「ゴースト 見えないものが見えるとき」アーツ前橋
- 2025/9/6
- 群馬県
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名称:企画展「ゴースト 見えないものが見えるとき」アーツ前橋
会期:2025年9月20日(土)-12月21日(日)
会場:アーツ前橋 ギャラリー
休館日:水曜日
開館時間:午前10時-午後6時(入場は午後5時30分まで)
観覧料:一般1,000円、学生・65歳以上・団体(10名以上)800円、高校生以下無料
※1階ギャラリーは観覧無料
※障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※「群馬県民の日」(10月28日)、「文化の日」(11月3日)は入場無料
※10月11日(土)、12月13日(土)は「多様な学びの日」のため入場無料
主催:アーツ前橋
後援:上毛新聞社、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所
住所:〒371-0022群馬県前橋市千代田町5-1-16
TEL:027-230-1144
URL:アーツ前橋
本展覧会は、現代美術を軸とした絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションといったさまざまな表現を、“ゴースト”というキーワードから広げた幾つかの視点で紹介し、見えるもの・見えないものが生み出す謎めいた魅力を探ろうとするものです。
亡霊(ゴースト)のように立ち上がるイメージは、過去と未来をつなぐメディアになりうるのではないでしょうか。過去の歴史に対する批判、現代という時代の見直し、そして、未来への可能性。不確かなそれらのヴィジョンは曖昧で茫洋とした姿で立ち現れながらも、我々に新しい議論と多様な気づきをもたらしてくれることでしょう。
そのような“ゴースト”に潜む表現の「美」を、作家の豊かなイマジネーションによって浮かび上がらせることで、私たちを取り巻いている世界の見方について多くの示唆が与えられることになれば幸いです。
「ゴースト」は、過去のものでも空想でもない。
それは、私たちの視界の外側で、今この瞬間にも確かに“存在”している、もう一つのノイズである。
「ゴースト」という概念は、現代の混沌とした世界──戦争、分断、テクノロジーの脅威、環境破壊、そして人新世における絶望感──に対し、目に見えないもの、消えたもの、取り残されたもの、あるいは現在に忍び寄る過去の気配や未来の可能性の隠喩として捉えることができる。
この展覧会は、そうした“見えない存在”に目を向け、対話を試み、再び世界の一部として迎え入れることで、私たちの新たな可能性を開く場としたい。
── 本展ディレクター 南條史生
出品作家 国内16組、海外4組による作品約100点
(五十音順): 岩根愛、丹羽良徳、ハラーイル・サルキシアン、尾花賢一+石倉敏明、諸星大二郎、ヒグチユウコ、平田尚也、松井冬子、新平誠洙、丸木位里・俊、竹村京、西太志、クリスチャン・ボルタンスキー、横尾忠則、諏訪敦、アピチャッポン・ウィーラセタクン+チャイ・シリ、トニー・アウスラー、マームとジプシー、山内祥太、daisydoze








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