「茶馬古道ろまん ―― 中国雲南省無形文化遺産の世界」日中友好会館美術館
- 2025/9/10
- 東京
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名称:「茶馬古道ろまん ―― 中国雲南省無形文化遺産の世界」日中友好会館美術館
会期:2025年10月11日(土)〜2025年11月30日(日)
会場:日中友好会館美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
10月17日・31日、11月14日・28日は20:00まで
休館日:月曜日
10月14日、11月4日・25日は休館
10月13日、11月3日・24日は開館
入場料:無料
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3
TEL:03-3815-5085
URL:日中友好会館美術館
2025年の秋、日中友好会館美術館では、茶馬古道が通る雲南省の大理やシャングリラなどの周辺地域に伝わる無形文化遺産に注目した『茶馬古道ろまん ―― 中国雲南省無形文化遺産の世界』展を開催いたします。本展は当館と中国雲南省文化和旅游庁の共催により、茶馬古道沿線に息づく雲南省の無形文化遺産をご紹介するもので、前・後期にわたり、この地域に伝わる工芸技術や作品、制作道具など、約150点を展示いたします。
「南のシルクロード」とも称される茶馬古道は、交易路として約1300年の歴史を持ち、中国四川省を起点に、雲南(古代南詔国・大理国)、チベットを経て、ネパール、インド、ミャンマー、ベトナムへと延びています。この道は、近代になって自動車道が貫通するまで、平均標高2500mを超える険しい山岳地帯にも、茶葉や馬などの生活必需品を運び、地域間の文化・宗教・芸術の交わる舞台として重要な役割を果たしてきました。
そのため、この地には古代中国の中原王朝の技術と、現地の民族風習が融合する独自の文化が花開き、その地の職人たちの手によって生み出された美しい工芸品の数々が、今もなお人々の暮らしの中に受け継がれています。
本展では、白族の絞り染め、甲馬版画、鶴慶銀器、チベット族の木椀、琺瑯絵画、烏銅走銀など、多彩な工芸品を通して、卓越した技の伝承とともに、いにしえより語り継がれてきたその地のロマンにも光をあてます。ぜひ会場でお楽しみください!
【特別展示】
ファッションブランド「Peacock Wow(孔雀窩)」の創業者である姉妹、楊麗燕と楊麗萍は、それぞれ中国を代表するファッションデザイナーと国家一級舞踊家です。
2003年、孔雀舞踊の第一人者である姉・楊麗萍が手がけた舞台劇『雲南印象』の世界公演で、衣装を担当した妹の楊麗燕は、それを機に「Peacock Wow」を立ち上げました。彼女のデザインはその地に伝わる民族衣装を現代風にアレンジし、大胆な色彩と華やかな手刺繍が特徴。芸術品のような魅力にあふれています。
本展では、多様な中国民族衣装のデザインや文様、生地を取り入れて制作した最新の衣装を特別展示いたします。








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