「H氏コレクションから ~ 篠原有司男 ボクシング・ペインティング」奈義町現代美術館
- 2025/9/17
- 岡山県
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名称:「H氏コレクションから ~ 篠原有司男 ボクシング・ペインティング」奈義町現代美術館
会期:2025年9月23日(火・祝)ー11月16日(日)
場所:奈義町現代美術館ギャラリー
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、
および祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日の場合は開館)
料金:一般・大学生200円(高校生以下、75歳以上無料) ※常設展を併せて覧になる場合は、通常観覧料金(一般・大学生700円)でご覧いただけます
主催:奈義町現代美術館
住所:〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
TEL:0868-36-5811
URL:奈義町現代美術館

戦後日本美術の地平を切り拓いた4人の代表的なアーティスト、荒川修作+マドリン・ギンズ、宮脇愛子、岡崎和郎、そして篠原有司男。彼らは「生」「時間」「記憶」「物質」など、目に見えぬ概念と格闘しながら、それぞれの手法で“存在”そのものを問い続けてきた。荒川修作+マドリン・ギンズは哲学と詩を内包した図像言語で、生命と意味の構造を再構築しようと試み、宮脇愛子は素材と空間のあいだに漂う気配を金属の線へと静かに託した。岡崎和郎は日用品と彫刻のあいだを往還するような詩的な装置を創出し、篠原有司男はエネルギーと即興を爆発させる“ネオ・ダダ”の旗手として、今なお揺るぎない存在感を放っている。
本展では、奈義町現代美術館の設立に深く関わり、コレクターでもある花房香氏のまなざしを通して、前衛美術の多彩な“貌”が立ち上がる。作品の数々は、氏が、作家たちとの深い絆の中で育んできた貴重なコレクションで、長年にわたる対話と信頼、そして作品への共鳴がその背景にある。個人の想い、作品の力、そして時代の声が響き合う空間を、体感してほしい。








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