「藤田嗣治 絵画と写真」名古屋市美術館

  • 2025/9/18
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「藤田嗣治 絵画と写真」名古屋市美術館

名称:「藤田嗣治 絵画と写真」名古屋市美術館
会期:2025年9月27日(土)〜2025年12月7日(日)
会場:名古屋市美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
   金曜日は20:00まで
休館日:月曜日
   10月13日、11月3日 、11月24日は開館
   10月14日、11月4日は休館
入場料:一般 1800円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無料
主催:名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、読売新聞社、メ~テレ
後援:名古屋市立小中学校PTA協議会
協力:レオナール・フジタ財団、メゾン=アトリエ・フジタ(フランス・エソンヌ県)、名古屋市交通局
企画協力:キュレイターズ
国際芸術祭:あいち2025連携企画プログラム
住所:〒460-0008愛知県名古屋市中区栄2-17-25(芸術と科学の杜・白川公園内)
TEL:052-212-0001
URL:名古屋市美術館

「藤田嗣治 絵画と写真」名古屋市美術館
「藤田嗣治 絵画と写真」名古屋市美術館

藤田嗣治(1886-1968)は、エコール・ド・パリの寵児として世界的に活躍した画家です。そんな藤田が、数多くの写真を残したことはほとんど知られていません。本展では、「写真」を軸に藤田の絵画制作を再考し、絵画と写真が交差する創造の軌跡を追います。
若いころからカメラを所有していた藤田は、生涯にわたって数千点の写真を残しました。それらは、思い出の記録として撮影されたばかりでなく、藤田はそうした写真から人々の相貌や衣服、動物、建物などを選び出し、自在に組み合わせて絵画化することもありました。本展では、代表作とその素材となった写真を併せて展示します。
藤田においては、画家自身の姿を写したセルフポートレイトも豊富です。オカッパ頭に丸眼鏡とちょび髭のアイコニックな容貌は、自画像と写真によって広く流布し、藤田の名声に一役買うことになりました。写真というメディアの力にいち早く気づいていた藤田は、戦略的な自己演出にも長けていたのです。
描くことと撮ること、そして撮られること。藤田の様々な視点が、絵画と写真の間に行き交います。多数の日本初公開を含む写真とともに、藤田作品の知られざる魅力をお楽しみください。

藤田嗣治《日本にて》 メゾン⁼アトリエ・フジタ〈エソンヌ県〉蔵
藤田嗣治《日本にて》 メゾン⁼アトリエ・フジタ〈エソンヌ県〉蔵
藤田嗣治《中南米の子どもたち》 メゾン⁼アトリエ・フジタ〈エソンヌ県〉蔵
藤田嗣治《中南米の子どもたち》 メゾン⁼アトリエ・フジタ〈エソンヌ県〉蔵
藤田嗣治《市街 バスの前の人々》1955年 東京藝術大学 蔵
藤田嗣治《市街 バスの前の人々》1955年 東京藝術大学 蔵

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