「山内逸三と藤井厚二 −聴竹居で育まれたものたち−」多治見市モザイクタイルミュージアム
- 2025/9/19
- 岐阜県
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名称:「山内逸三と藤井厚二 −聴竹居で育まれたものたち−」多治見市モザイクタイルミュージアム
会期:2025年10月4日(土)〜2026年2月1日(日)
会場:多治見市モザイクタイルミュージアム
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12月28日から1月3日)
入場料:一般 500円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒507-0901岐阜県多治見市笠原町2082-5
TEL:0572-43-5101
URL:多治見市モザイクタイルミュージアム

当館が所在する多治見市笠原町がタイルの町へ変わるきっかけをつくった人物に山内逸三がいます。山内は窯業学校を卒業後、1923 年頃から京都の地で窯業・絵画・英語を学び、1929年に帰郷。その後6年の時を経て施釉磁器モザイクタイルを開発し、その量産体制を確立させました。
そんな山内に多大な影響を及ぼした京都時代を語る上で欠かせない⼈物が建築家、藤井厚二です。藤井は1928年、木造モダニズム建築の傑作にして2017年に重要文化財指定を受けた平屋住宅、「聴竹居(ちょうちくきょ)」を自ら所有する大山崎町の土地に建て、家族と共に居住しました。この藤井の元に、当時の山内が出入りしていたのです。家具や照明など、建築を彩るあらゆるものをデザインした藤井は陶磁器にも並々ならぬ関心を注ぎ、敷地内に窯を築いて「藤焼」と称するやきものを制作しました。
本展では、当時の京都で建築陶材の研究や陶磁彫刻の工芸化を牽引した国立陶磁器試験所の存在を背後に見据えながら、山内逸三が戦前に制作した美術タイル、そして本邦初となる、藤焼の中でもとりわけ特徴的な動物の陶磁彫刻を一挙、公開します。








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