全国の展覧会・美術館・博物館情報を、わかりやすく・毎日更新でお届けします。

名称：「香月泰男の春・夏・秋・冬」香月泰男美術館
会期：2025年10月11日(土)～2026年1月12日(月・祝)
会場：香月泰男美術館
時間：9:00～17:00 （最終入場時間 16:30）
休館日：火曜日、12月29日（月）～１月３日（土）
観覧料：一般 500円（400円）
　　　小中高生 200円（150円）
　　　※未就学児は無料
　　　※（　）内は20名以上の団体料金
住所：〒759-3802山口県長門市三隅中226
TEL：0837-43-2500
URL：香月泰男美術館

画家・香月泰男（1911-1974）と詩人・谷川俊太郎（1931-2024）の出会いは、今から約60年前の1966年のことでした。
ジャパン・ソサエティの招待によりアメリカを訪れた香月は、そこで谷川と出会います。その後、谷川からの依頼で詩に添える絵を提供し、詩画集『旅』（1968年・求龍堂）が出版されました。時を経て、今度は谷川のもとに香月の画集への執筆依頼が入ります。絵の写真を見た谷川は、香月本人のことばがふさわしいと思い、遺された文章から絵に添えることばを選びました。そして香月泰男絵と文・谷川俊太郎編の『春はる・夏なつ・秋あき・冬ふゆ』（1993年・新潮社）が出版されました。本展は『春はる・夏なつ・秋あき・冬ふゆ』に掲載された香月の絵とことば、そして『旅』におさめられた谷川の詩と香月の添えた画を紹介します。
香月のふるさとであり、制作活動の地であった自然豊かな三隅。季節のうつろいの中で描かれた絵画と、詩人である谷川が選んだことばが織り成す世界をお楽しみください。