企画展「TAROの空間」岡本太郎記念館

  • 2025/10/3
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企画展「TAROの空間」岡本太郎記念館

名称:企画展「TAROの空間」岡本太郎記念館
会期:2025年11月6日(木)~2026年3月8日(日)
会場:岡本太郎記念館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月4日)
観覧料:一般 650円
小学生 300円
住所:〒107-0062東京都港区南青山6-1-19
TEL:03-3406-0801
URL:岡本太郎記念館

TAROとマミ会館
TAROとマミ会館

岡本太郎は自らの表現の土俵を空間だと考えていた。さらに言うなら空間そのものをつくろうとした作家だった。そう言い切って差し支えないとぼくは思います。
普通の画家の視界にあるのは、絵を描く“板”とそれを飾る“壁”くらいだけど、太郎の脳内座標は3次元で、しかも射程距離がエンドレス。歌舞伎の舞台をつくり、ディスプレイ空間をデザインし、野外広場を制作し、あげくに銀座の夜空にヘリコプターで絵を描き、池袋の駅前に巨大なクリスマスツリーを突き立て、万博会場に70mの巨像を屹立させました。
そしてついに建築を手掛けます。 “建築みたいなもの”ではなく、社会的な機能を物理的に担保した正真正銘の建築だったのですが、残念ながら、この「マミ会館」(1968)はすでに撤去され、残っていません。
本展は、新たに製作した1/40スケールの「マミ会館」をはじめ、太郎と空間とのかかわりを証言する多彩な作品や資料を集成するとともに、太郎が生活の場に送り込んださまざまな作品群で展示室を彩ります。
岡本太郎の稀有な空間感覚を体験にいらっしゃいませんか?
岡本太郎記念館館長 平野 暁臣

愛の部屋(1968)
愛の部屋(1968)
足あと広場(1978)
足あと広場(1978)

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